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恋愛日記 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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こんな生き方も最高!と唸らせるトリュフォーの傑作 ★★★★★
「女の足はバランスよく地球を計るコンパスだ」と謳い、気に入った女性を口説きまくる脚フェチの主人公。
決してイケメンでもなく金持ちでもないが、その口説き方や生き方は、フランス映画のエスプリが漂っていて軽快そのもの。
そして自分の愛すべきフェチゆえに人生の最期を迎えてしまう可笑しさと哀しさ、そして彼の葬儀に集まる女性たち。
こんな男の生き方も中々憧れてしまうトリュフォーのウィットに富んだ1本です。
女性の脚は地球を測るコンパスだ― ★★★☆☆
この言葉から始まるこの作品。
これは、もしかしたら男性陣のほうが理解できるものなのだろうか?
それとも職人肌の人のほうが理解できるのかな?
超美脚フェティシズム。女を求めずにいられない主人公。

個人的に恋愛はきっかけは些細でも、「どれだけ二人で深い世界を作れるか」だと思っているので、その点は女の人数がたくさんいるだけに…ひとつひとつの情事には深みはなく、残念…。
これを好きという人は、女性好きでもどこか恐怖心を抱いている人のような気がする。探求するにしても、「脚」という物理的なものだけが女の魅力ではないでしょう。
できれば男が死なずにその「脚」を超えて女に踏み込んでほしかった。
こんな恋愛、あってもいい!  ★★★★★
男って、どうして、こう愚かしくも愛おしいんでしょうか。

女は美しくなければ女じゃない的なトリュフォーの恋愛観は
全面的に賛成ではないけれど、
それでも、主人公ベルトランのまじめに好色な恋愛ぶりは、
何度観てもて面白い!
ホント、単品化が待ち遠しかった作品です。

見初めた女性の住所を知りたいがために、
自分の車(しかもアルファロメオ!)を壁に撃突させたり、
美しい脚から目をそらすことのできないばかりに、
病院のベッドから落ちて死んでしまう異常ぶりも、
呆れつつも、笑って許してしまいました。

こんな男の変態なまでの欲望を描いても、
どこか軽快で後味のよい作品となっているのは、
もちろんトリュフォーだからでしょう。

口説くのは男、口説かれるのは女。
古典的な恋愛の王道だけど、女性は案外、こういうのがいい。
男性には、女心を学べるお勧めの1本です。
トリュフォー監督ならではの美しい悲喜劇 ★★★★★
今までBOXでしか発売されていなかったので、
今回、単品で発売されると知ってうれしい。
「アデルの恋の物語」や「恋のエチュード」も大好きですが、
「恋愛日記」もお気に入りの一本です。

「恋愛日記」は南仏の美しい街並みを背景に、
女性の脚線美に魅了された男の
おかしくも哀しい恋愛遍歴を描いた物語。

映画の冒頭は主人公の葬式のシーンで始まるんですが、
参列者はなぜか女性ばかり。

主人公は取り立ててハンサムでもなく、
お金持ちでもないんですが、なぜか女性にモテる。
しかも美しい女性ばかり!

キレイな脚の女性を見ると口説かずにはいられない、
ものすごい女好きなんですが、
そんな主人公にあきれつつもなぜか惹きつけられる。

一歩間違えると、ただの変質者の話になってしまうところを、
さすがトリュフォー。
フランス人らしい恋愛讃歌に仕上げています。

軽妙なタッチでさらりと見られる映画なので、
トリュフォー入門におすすめです。