やはりそう甘いものではない。本書は難解だ。といっても,本書は手稿を含むパースの記述の断片を「記号学」という範疇から集め,配列したものである。編訳者もその仕事には満足していないらしい。結局,有名ないくつかの側面からによる記号の分類を知ることはできたが,それがどんな場面で役立つことやら。まあ,とりあえず,何事も経験です。