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おぼうさん、はじめました。

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: ダイヤモンド社
Amazon.co.jpで確認
日常を知るには日記本もイイ! ★★★★★
基本的に日記の書籍化は好きではない。
理由:つまんないから。
でもお坊さんになった人の「日々」の姿を知るには日記の書籍化もOKだと思う。
お坊さん世界にいる人の日々を少しでも垣間見れる点で面白い一冊だと思う。
希望とすればお寺の息子でもなかった人がお坊さんになったんだからその周辺部分をもっと多く詳細に書いてほしかった。
著者がお坊さんになってみて、どういう人がお坊さんには不向きだと感じたか、など。
身近にお寺関係者がいない人にはまったく何もわからないからだ。
誰もがわかる・知っているということはお寺や仏教が「開かれているかどうか」につながるはず。



何気ない一言に真実あり ★★★☆☆
大学を終えて就職先を考えているときにふとお坊さんになることを思い立った若い僧侶の日記。初出はブログなので文体が軽く、さらっと読める。

これといって面白いエピソードもないし、哲学科卒らしい論考もない「野郎の日記」だけれども、仏教やお寺に対する視点はきわめて斬新である。

「仏教コンテンツを売りこむこと」が仏教界に入った大きな理由のひとつだという筆者は、今のお寺が本来魅力的な仏教コンテンツに埃をかぶらせているという。コンテンツを時代感覚に適したものに料理し、インターネットなどの新しいチャンネルで発信し、潜在的なニーズを掘り起こし、そういう発信をする僧侶がお寺の大小に関係なく報われること。

したがって布教も、ただ仏様のありがたさを説くのではなく自分の言葉で伝えたい。僧侶同士で馴れ合い慕い合うよりも、庶民から慕われるように。檀家さんに「このお寺なら寄付して支えるだけの意味がある」と思ってもらえるようにいろいろチャレンジしてみよう。

実際に筆者は、東京・神谷町のお寺で寺院内カフェを開いたり、築地の本願寺でライブイベント「本願寺LIVE2005〜他力本願でいこう!〜」を成功させたりと、伝統教団がとってきたこれまでのスタンスから飛び出して活動している。

檀家制度や葬祭の意義が急激に変化している東京で、寺院が生き残るための新しい模索として捉えることもできるだろうが、寺院の社会責任など、全国的な文脈で捉えられるものも少なくない。最近、教団内の人の目を気にして小さくなっている僧侶なら読んで勇気付けられるだろう。

それにしても、これだけ若い僧侶をどんどん法話会に招いたり、寺院内カフェやライブにゴーサインを出す浄土真宗も大したものだと思う。ほかの宗派もこれくらい積極的だったら、日本仏教はもう少し明るくなるのではないだろうか。
いろんな新聞に出てる著者 ★★★★★
著者をいろんな新聞でみかけた。産経とあと2誌ぐらい?プラス
5月5日の東京新聞でもインタビューされていて、ここまで注目の
人間なのだから、ということで購入。一気に読んだが、確かに人間像が
面白い。東大卒、というのはついでにしても、最近のお坊さんはスゴイ
ことやってるんですね。クライマックス?の築地本願寺ライブのくだりには感動。「HIDEの葬儀以来の動員」はドラマティック。
どうでもいい日常。 ★☆☆☆☆
ブログ女王・眞鍋のブログ本がヒットしてからというもの、こういうブログ日記風の本が増えたような。単に日記をまとめて本にしているだけなのでお手軽といえばお手軽、なんですけど私的な日記が第三者の読書に耐えるかというと著者その人によほど個人的な興味をもたない限り・または著者その人の生活がよほどエキサイティング・興味をそそるものでない限り厳しい・・・

本書もおぼうさん生活ディティールに最初から関心があるひとでないとOUT、ですね。「東大卒業して坊主になったんだからもう十分エポックメイキングでしょ」なノリについていけるひと限定、ということか。わたしにはどうでもいい日常にしか思えませんでしたが。
サラリーマンの息子が僧侶になる日々 ★★★☆☆
「いずれお坊さんに」と思っていたのが友人の一言で今に。
東大卒業後すぐ住みこみのお寺を決定。
その2年間が綴られたこの本。
会社への就職と同じく、お坊さんにも檀家さんや寺の存続、しいては宗教の問題からもコミュニケーションが求められているようだ。
研修で京都やハワイにも行く。
ファッションショーのイベントにも行く。
そして哲学科出身の真髄、宗教についても語る。
模索しながら頑張ってる新米お坊さんの2年間を見せてもらった。