グローバリゼーションと移民 - インターネットデパート

国際移民の包括的研究書 ★★★★★

国際移民移動における日本での代表的な研究者による包括的研究書。国内外のグローバリゼーションの現状を描き、経済学のみならず、社会学的研究にも大きなインパクトを与えた本。推薦できます。

すばらしい！！大変役立ちました。 ★★★★★

国際化が加速する一方で挙げられる色々な形の移民についてわかりやすく問題点などが説明されています。また移民の、移転先でどうとけ込むか、等問題点だけでなく今後の対策など二もふれられており、専門書としてはもちろん、教養書として読んでもわかる本です。私は論文作成の参考になりましたが、後で読み返してみても大変面白いものでした。移民受け入れで代表的なアメリカにおける移民、近年増え続ける日本への移民（外国人労働者）に的をしぼったチャプターもあって、読む人のニーズに応じてチャプターごとに使い分けられる本です。おすすめ！

実証なき理論紹介 ★★★☆☆

今をときめく著者が、８０年代初頭から書いた論文を集めた論文集。接合理論からグローバル資本論まで幅広く取り上げているが、そのように変化する著者の立場を説明する一章が必要ではないか。それより問題なのは、著者自身がまったく実証的な研究をしておらず、チリからアメリカに移民した女性の話も、英語の本からの孫引きであり、著しくリアリティが不足している。その意味で、移民の現実を議論したというよりは、移民に関わる議論紹介としての側面が強い。

グローバリゼーション研究と移民研究の新しいスタンダード ★★★★★