シリアススケット団
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この巻は後半非常に暗い内容になっています。
スイッチの過去の出来事、というより事件が現在のスイッチを作り出したという話。
スケダンでもこれまで切ない話はいくつかありましたが、ここまでシリアスでダークな話が出てくるとは思っていませんでした。
この巻を読んでからこれまでの巻を読み返すと、ギャグを言ったり、変な動きをしているスイッチを見るとなんだか切なくなります。
でも、ボッスンとヒメコに出会ったから今のスイッチのキャラがあるのだと思うと3人の絆の深さに感動すら覚えます。
ただのギャグ漫画ではない最高のエンターテイメント作品だと感じました。
スイッチってそういう意味か…!
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「笛吹っち」だからスイッチか、なるほどね〜って思ってたら、もう一つ違う意味まで込められているとは…!
スイッチするわけですね。
あだち充さんの人気作、タッチの意味に似てますね。
「スイッチ・オフ」はこれまでと雰囲気が大分違う話ですが、作者さんの後書きで書いてあるように、言葉をなくしたというのは並大抵のことではなく、それを表現するために重い話になるのは必然だと思いました。
本当に日常の大切さが身にしみる話です。
それはそうと、SKET DANCEはギャグ・シリアスがバランス良く描かれ、1話1話の質も割と高く、とても安定した漫画だと思います。
1〜5巻まで読んでの感想は、1話1話の起承転結がとても丁寧に作られていて、どの話も読んでいて面白いということでした。話の最後にある裏話も大好きです。
ギャグ、トリック、話の構成・展開、その他の色々な要素から考えても、作者さんは真面目、且つかなり頭が良さそうだと思いました。
全巻集めてみたいと思える漫画ですね。
作者すごい
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この巻は最初から最後、作者のあとがきや番外編まで余すところなく、読んで欲しいです。
スイッチ・オフの話全体は感動するものではありません。本当に悲しい、という気持ちから涙が出ます。
でも、このお話の最後の1ページが素晴らしいと思いました。1コマで希望に持っていけるのは、すごい。
うまく言えませんが、一口にまとめるとタイトルの通りです
本編はもちろん
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まずこの漫画の作者さんは一つ一つのエピソードの最後に丁寧にあとがきを添えてあります。
そのあとがきもまた面白いのですが、
皆さん重い話と言っている「スイッチ・オフ」のあとがきには非常に感動しました。
このあとがきも是非買ったら読んでいただきたいです。
最後の番外編のヒロインたちの水着姿も必見ですよ!
大好きです。
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本誌では掲載順位も高くなく、地味な印象は拭えない作品ですが、私は大好きです。
ギャグは個人的にはものすごくツボです。ストーリーも巧く、スイッチの過去編の構成はよくできていると思います。
この巻では、ダンテと平井雪乃がとても印象強く、特に平井雪乃が豹変するあのシーンはホラーです。ネウロかと思いました。