インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

世界のプライベート・バンキング [入門]

価格: ¥840
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: ファーストプレス
Amazon.co.jpで確認
基本をおさえた良書 ★★★★☆
・「入門」の名のとおり、基本をおさえた良書で一読の価値あり。
・ プライベートバンクの資産家にとってのメリット(節税、為替ヘッジ、運用益、教育などの付加サービスなど)、プライベートバンクの経営の特徴(自己資産をリスクにさらすビジネスをしない)とその理由、日本の純資産(居住用不動産除く)100万ドル以上の個人は148万人、円/不動産の見通しと国際分散投資の有用性、平均余命の伸びによる生存リスクなどの重要点をわかりやすく説明している。
・ さらに、単なるビジネスの説明だけでなく、プライベートバンクあるいはリレーションシップ・マネジャーに求められる役割や資質についても述べている。

・わずかに残念なのは、納得しづらい値が出所なしに引用されている箇所。「米国では四人に一人が100万ドルを超える資産を持っている」(P.103)とある。ちなみに米国の個人「金融」資産はピーク時で513,132億ドル(2007年9月末、FedのFlow of Funds Accounts)。人口は3億1500万人なので1人当たり16万ドル程度である。他に不動産があり、分布の偏りを考慮すれば四人に一人が100万ドル超の資産を持つという説はありえないとは言わないが、出所は示してほしい。
入門にはちょうどよいサイズ ★★★★☆
PB業界のあらましをさらっとまとめなた本。どんな世界か、僕らのような貧乏人には用がなかった世界だが、最近バブルな人たちが増えるにつれて、業界的需要も増えているようだ。一つの職業として、これからどんどん発展することも考えられるが、この数カ月の恐慌ぶりでは、運用も管理も難しそうだ。入門、ということでは、その役目を十分果たせる本。
やや専門的だが ★★★★☆
結構面白いと思います。特に、日本人が嫌いな有価証券(株式)投資だが、ヨーロッパの富裕層は有価証券をうまく投資に組み込むことによって何世代にも渡って資産を増やし続けたことがわかりました。

資産を減らさないために6つのリスク(資産集中、金融機関倒産、円安、相続税、インフレ、流動性)を減らすことが肝要との部分は、別に資産家でなくても参考になる(むしろ資産家でない一般庶民の方が、参考にしなくてはいけない)と思いました。

又、日本でも結構知られているスイスのピクテ銀行のファミリーオフィスを利用できる人は預金額100億円以上で平均の預金額がが500億円!、最大顧客は預金額が数千億円!という部分は世界の富裕層のレベルをまざまざと見せつけられました。

新書で値段も手頃なので、興味のある人は読んで損はないと思います。