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【HQCD】ラヴェル&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲

価格: ¥2,600
カテゴリ: CD
ブランド: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
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Unsurpassed ★★★★★
I'm not a great fan of Michelangeli (I often find his style of pianism too cold and clinical particularly in solo piano repertoire), but I must admit, this EMI stereo recording of Ravel's G major Concerto is truly in the class of its own and has never been surpassed yet as far as I've known.

In the outer movements, the pianist pushes the technical boundary to the limit and the dazzling tone he produces penetrates even the thickest of orchestral texture. It is astounding, he manages to articulate every note on the score even in the boldest sweep of the most difficult passages. In comparison, the modern performances by Zimerman, Yundi Li, Thibaudet, Roge, Lortie and etc sound too tame and spineless. And the uncompromising tonal refinement and the noble beauty, in the slow movement, transcend all the existing recorded performances. Time seems to stand still in the sheer sublimity of his playing.

The performance of Rachmaninov's 4th concerto is no less impressive. Again the outer movements are played with amazing clarity and totally gripping. In the slow movement, he captures the full-blooded Romanticism and poetry of the music like no other pianists. I've come to love this concerto as much as 2nd and 3rd, thanks to this revelatory account by Michelangeli.

I prefer this original version for the wamth and atmosphere of the stereo recording to the remastered later reissue which sounds artificially clear.
孤高の天性 ★★★★★
2曲とも1957年の初期ステレオ録音によるセッションだが音質は驚くほど良く、今回のHQCD化によってその特徴が更に助長された。特にピアノとオーケストラのソロ楽器の解像度が鮮明で、楽器間の音の分離状態も良く、この時代としては異例とも言える臨場感が得られている。その後のEMIの録音技術の低迷ぶりが信じられないほどだ。

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調について言えば1959年に録音された名盤の誉れの高いフランソワ、クリュイタンスの演奏が軽妙洒脱で作曲家のエスプリを飽和させているのに対して、ミケランジェリのそれは彼の研ぎ澄まされた感性を鏡のように反映させたクリスタリックな透徹感と鋭利で純粋なメカニズムの覇気が全曲を貫いている。フランス的という言葉は当てはまらないし、ラテン的な熱気が伝わってくるわけでもない、ある意味で国籍不祥のスタイルだが、それでいて強い個性が伝わってくる型破りの表現は彼の孤高の天性を示している。

カップリングされたラフマニノフの第4番は当然ながら作曲家のヴィルトゥオーシティが曲の至るところに散りばめられた作品で、ここでもミケランジェリはことさらロマンティシズムを強調することなく、冷徹なまでの打鍵によって音の力学と輝かしい音質でそそり立つような音塊を彫琢していく手法を披露している。そのあたりに彼がさほどメランコリックでもなく、英雄的でもないこの曲を選んだ理由があるようだ。
数ある録音中の白眉です ★★★★★
ラヴェルのピアノ協奏曲の数ある録音の中の白眉と言えます。LP時代からいくつも聴いてきましたし、CD時代になってからも、名演と言われる録音は数々ありますが、この1957年録音のミケランジェリ盤に勝る演奏に出会っていません。特に第2楽章の、微妙なキータッチとペダリングによる見事な抒情性は、ミケランジェリという不世出のピアニストの表現力のすごさを余すところなく伝えてくれます。これまでのCDに比べ、HQCD盤では一層細部の見通しが良くなり、テープヒスが気にならなくなりました。