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海軍大将米内光政正伝―肝脳を国の未来に捧げ尽くした一軍人政治家の生涯

価格: ¥2,415
カテゴリ: 単行本
ブランド: 光人社
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こんな時代だからこそ是非読んでいただきたい ★★★★★
旧帝国海軍とくれば「山本五十六」さんと言う方が多いでしょう。
しかし、この国を破滅の直前で救った功労者の一人である「米内さん」のことはもう少し覚えられていても良いかと思います。
昔もあった詰め込み式教育による評価では決して良い成績を得られなくても、見てくれている人はきちんと見ている。
だから結果、海軍大将になれてしまった人です。そして、組織の上位になればこそ「人望」がなければ部下自ら進んでついては来ません。
そうしてこの人の実直さから「国を誤った方向に向かわせてはならない」と考えていた人達に請われて「海軍大臣」や「総理大臣」を歴任し
「絶対に勝てない戦争はやってはならない」と頑張ったが政治的に追い落とされ、結局戦争になってしまった。

私たちの父祖がとても惨めな思いをしてから65年「過去の教訓」や「人間にとって大切な何か」をすっかり忘れてしまった人々が
今の日本を動かしている気がしてなりません。
戦争中、それぞれの立場で一所懸命生きた人たちの伝記を読めば、現代の私たちが
「人として知っておかなくてはならない、忘れてしまった大切な何か」
を思い出すきっかけが得られるのではないでしょうか?
こんな大きな器の男になりたい ★★★★★
米内光政―山本五十六が最も尊敬した一軍人の生涯 (1971年)と同じです。高校生の時に読んで、米内光政は私が人生で一番尊敬する人になりました。

井上成美、鈴木貫太郎、小沢治三郎、長谷川清など戦後に残った海軍軍人は、多くの自伝や旧海軍有志の集まりによる伝記を遺しましたが、一番賛同者が多かったであろう米内光政にはありません。本書と阿川弘之、そして高木惣吉の諸著作、静かなる楯―米内光政〈上〉がお勧めです。私は最側近が描く人物像という意味で、本書が一番好きです。

「人間というものは、いついかなる場合でも、自分のめぐりあった境遇を、もっとも意義あらしめることが大切である。」という米内式人生訓は、常に念頭にする私の人生の指針にしています。

同著者の海軍人造り教育―ネービー・スピリット警句集 (光人社NF文庫)には、次室士官心得を始め、一般に通用する多くの海軍の教訓が詰まっています。