１日分と想定されている分量がさらに２つのユニットに分かれ、
１ユニットが１分前後。 この長さがディクテーションにちょうど良く感じる。
また、ニュースならではの音のクリアーさが精聴向き。
ディクテの済んだ分をシャドーイングにあて、その累積分を日々リピートすると尚良し。
政治、経済、宗教、教育、環境、医療、などなど、
多彩なジャンルの話題が、実際に放送されたニュースという形で聞けるのはなかなか魅力的。
これらが最先端の話題だったであろう出版当時からは数年たってしまっているが、
今なお物議を醸している、あるいは一般論にも昇華できる内容なので十分役立つと思う。

「４週間」というタイトルはこの際無視。
これだけの中身を１ヶ月でやっつけてしまうのは持ち腐れに等しい。
順番も頭からである必要はなく、好きなとこから勝手に好きなだけやるのがおすすめ。

ＶＯＡのニュースを使い政治・経済・社会生活などの分野に分かれていて全部で４０ユニットあリ毎日２ユニットずつやれば４週間で仕上がるようになっています。ＣＤに収録されている英文の速さはＡＦＮ（米軍極東放送）より少し遅く感じられました。またアナウンサーの英語が聞き取りやすくＴＯＥＩＣスコア６００以上あれば大丈夫だと思います。実際のニュースが素材なので非常に興味深く感じられユニットに用意されている語句の説明や簡単な問題を解いていくとさらに英文の理解が深まるようです。数日このＣＤをシャドウイングしたところＡＦＮのニュースが前よりよく聞き取れるようになりました。
最近リスニングの伸びがあまり感じられなかったのですが、この本でシャドウイングやディクテーションを繰り返しやればリスニングがかなりアップする手応えを感じました。

高校３年の授業でディスカッションのネタに使えるかなと思って買ってみたが、あまりcontroversialな切り口ではなかったので、自分のシャドウイングに使っていました。テキストはほとんど読んでいないのですが、その分音声に集中できるので、ほとんどのニュースが口をついて出てくるようになって、そのせいかどうかはわかりませんがTOEICではリスニング満点でした。TOEIC 600点から730点くらいまでの人なら充分使いこなせるのでは？お勧めです。

TOEICテストで600点を越える人なら、無理なく取りかかれる量と質です。
ただし、ただ何となく聴いているだけだと現在の実力維持で終わってしまうと思います。
実際わたしはそういう状態が続いていました。
本書はニュース英語ですから、表現や読まれ方は大変きれいなものです。
スピードはナチュラルで、TOEICよりもやや速いくらいです。

シャドゥイング、音読、音読筆写、ヴォーカルアイシャドゥイング、ディクテーションなど、あらゆるトレーニング方法で挑戦してみて下さい。
リスニング力、語彙力、速読力も自然に身に付くと思います。
3ヶ月間の継続で、きっとあなたの英語力のブレイクスルーを引き起こすでしょう。

　実際に放送された英語なので,ネイティブ以外の英語も聞くことができ,試験で聞くようなきれいな英語ではなく”生の英語を鍛える”という点でかなり鍛えられたと思います.
　この本には英文を聞いた後に, 内容に関する問題が段階的にあるので,私はそのステップに従うと同時に,その後に聞き取りをしています.聞き取りをすることで発音を聞き間違っていることを認識できます.

　本のタイトルには4週間で聞きこなせると書いてますが,私のようにきちんと聞いていくと数ヶ月はかかります.ある程度聞ける人なら4週間で終わらせるし,私みたいにじっくりしようと思えばできるので,個人の使い方によっていろいろアレンジできる1冊です.またそのときの時事に関する単語も増やせます.

　ただ,ある程度きれいな英語で練習して英語に慣れているいる人じゃないとすぐ嫌になるかもしれません.挑戦してみる価値はある1冊です！