学校で教えてくれない絵の描き方
★★★★☆
いい年こいた大人なんですが、イラストを描くのにもうちょっと味のあるものを描きたい、そのヒントがつかめればと思って読んでみました。
中身は全くの小学生向け、それも小学校の「美術の教科」向けで、あまりヒントも得られず期待はずれもいいとこです。
だがしかし待てよ。
考えてみれば学校で絵の描き方なんて習わなかったような。。。
気がついたら絵を描かされてた、そして美術は嫌いだった、という記憶しかありません。
そういう意味では、この本はとても良いですね。
線の書き方、造形の基礎から始まって、彩色方法、動きのある絵、ポスターまで。
小学校中〜高学年なら自分で読んで描いてみる、でも良いでしょうが(文章は完全に子供向けです)、この本に沿って授業をやればいいんじゃないのと思ってしまいます。
小学生の「絵を描くことが嫌いな」お子様をお持ちの方、あるいは美術の教員の方に、読んでみてもらいたいです。