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十九色(初回限定盤)(DVD付)

価格: ¥3,570
カテゴリ: CD
ブランド: flying DOG
Amazon.co.jpで確認
清浦夏実、至福の極上ソングの数々 ★★★★★
まさに極上、この言葉を捧げたい。
「旅の途中」にて圧倒的世界観を見せつけた彼女、清浦夏実の初アルバム。
だが決してそうは思えないほどの完成度と、何より様々に色彩を変える
とりどりの作家陣によるバラエティに富んだ楽曲の数々を、その素顔のままの
vocal workにより縦横無尽に歌いこなしている。この何ともいえない心地よさ。

冒頭の「十九色」のあまりにも切ない透明感で魅せたかと思えば、3曲目
「アノネデモネ」の菅野よう子による無邪気すぎる楽曲を、見事としか
言いようのないグルーヴと開放感で歌う。そして「銀色の悲しみ」は若干
ロックテイストな青春特有の疾走感が眩しく脳裏に鮮やかな場面を焼き付ける。
2曲目「旅の途中」含めほぼ冒頭この4曲で確固たる世界観を構築しており、
聴く心をがっちり掴む。後半も美しいバラード「悲しいほど青く」はじめ、
「パレット」や「風さがし」など、どことなくフレンチポップス風のお洒落な楽曲
アレンジで存分に聴かせる。「僕らの合言葉」もボーイッシュな爽やかさがいい。
「ネバーランド」も捨てがたく「七色」の切ないメロディラインも好きだ。

様々な顔を見せるそれぞれのシーンで、けれどどれも演じているのは、やはり
清浦夏実本人。そのさりげなく絶対的な引力にひと時引き込まれてしまう、
これはやはり一つの才能という他ないだろう。「旅の途中」の時点では、
考えも及ばなかった、この伸び伸びとした自由奔放な彼女自身の世界に脱帽。
成長...という言葉だけでは捉えきれない独特の歌声の妙味に驚かされる。
彼女は確実に彼女自身の道をしっかりと歩み踏み固めているのだという
心地よい感慨は、最後のカヴァーソング「Midnight love call」までずっと
続いていた。本当に至福の時間をありがとう、そう心から伝えたい。
19の今でしか出ない声 ★★★★★
いま歌い手さんは19歳ですが、その歳にしか出せない声でとても雰囲気があっていいと思います。
曲ごとに空気がかわるのでおもしろいアルバムです。
狼と香辛料のアニメOPの静かな曲のイメージを持っていたのですが、アルバムにはジャズ調があったり明るい曲があったりです。
個人的にはアノネデモネがかわいらしくて一番のお気に入りです。
引き込まれた! ★★★★★
アニメ「ささめきこと」で彼女を知り、菅野よう子が一曲プロデュースすると言うことで、購入しました。

CDを一通り聞いてみましたが、
彼女の艶のある何とも言えない歌声と、
派手さは無いものの、聞く人を引き込んでしまうような独特な空気感にやられてしまいました。

まだまだ発展途上だと思うと、今後が本当に楽しみな歌い手です。

アニメとのタイアップは、ちょっと…。
と二の足を踏んでいる人は、先ず聞いてみてください。


静かな場所で、リラックスした状態で、出来ればヘッドフォンでのリスニングがオススメです。
癒されます。
どうしてこうまた高レベルなんだろうね〜。 ★★★★★
坂本真綾・新居昭乃・石川智晶といったアニメ音楽界の有力者達が勢ぞろいするflying DOG がおくりだした杉浦夏実の1stアルバム。amazonにおいて西京BOY氏・あるる氏といった私が贔屓しているレビュアーさんたちが賞賛しているのを拝見し、「これは聴かねば!」と思い立ったわけです。
声質や歌唱が非常に優れているうえに、楽曲の多様性や質も良し、
新居昭乃・石川智晶らほどの凄みや個性はないながらも非常にバランスに優れたレベルの高い音楽作品と言えるでしょう。

壮大なスケール感や物悲しさを淡々と訴えかけてくる民族音楽的な感じさせる楽曲から、肩の力の抜けたポップな楽曲、爽やかなギターポップス、ジャズ・ボッサの要素が感じられる楽曲ありととにかく多様性には事欠かないですね。後期の坂本真綾さんが好きな人にはすんなり受け入れられるのではないでしょうか。

そしてそういった多種多様な楽曲を歌いこなすだけの柔軟性のある歌唱がまた素晴らしい。
どこかふんわりした可愛さがありつつも癖がなく聴きやすい声質もあり、
まだまだ粗さはあるもののボーカリストとしての才能や魅力を存分に味わうことができます。
"十九色"というタイトルに相応しい、実にカラフルな"色"を歌唱と楽曲とで鮮やかに彩る。
それでいて散漫さを感じさせずに一貫し確立した"下地"というものが出来ている。1stアルバムにしてここまでとはやや恐れ入りました。

そしてやはり注目すべきは菅野よう子巨匠提供のM3「アノネデモネ」でしょう!杉浦さんが作詞したチャーミングな歌詞もまた上手くその世界観を描けている。
しんみりとした切なさや荘厳さを醸すM1「十九色」M2「旅の途中」や軽快でジャジーなM8「パレット」M9「風さがし」もとても良い。
穏当なPopsに傾倒しがちなアニメ音楽界においてはやはり新鮮なものがあります。

こういうアーティストを見ていると改めて「アニメ音楽界のレベルの高さ」というものを再実感してしまいますね。
声優の歌手デビューの多さやアニメ音楽界の没個性さには多少食傷気味だった部分もあったのですが、
こうして王道でありながら多彩なジャンルを高レベルにやってのけるアーティストは賞賛せずにはいられません。
(彩音や坂本真綾とかタイナカサチとかね〜。)

今後はよりその美声を活かし、個性を確立させていって欲しいです。
個人的には荘厳でシリアスな民族音楽的楽曲・爽やかなボッサ調の楽曲もしくはこちらの鼻をあかすような新鮮な作風もやってもらいたいところ。
とにかく期待のアーティスト、坂本真綾好きの方は特に、そうでなくでも純でレベルの高い王道ポップスが聴きたい人はぜひ!
アルバムというにふさわしい、今後に期待 ★★★★★
買って何回か聴いて時間が経ってからの感想です。
私は「僕らの合言葉」しか持っていなかったので色々入っていてお得感ありました。
あまりよくわからいないのですが、アニメの主題歌が多いのかな?
こういう美しいくて物悲しい楽曲が求められるのって今はアニメ曲ぐらいしかないんですねぇ
2曲目があまりにもZABADAKしすぎてて笑っちゃいました。ただこっち方面にはあんまり行って欲しくないかなぁ、好きだけど・・・普通にポップスが似合う人って貴重なんですよ。
デビューアルバムとしては出色の出来だと思います。とってつけたような曲は1曲もありません。彼女を取り巻く状況の良さがわかります。それだけの楽曲を提供するだけの魅力があるということでしょう

それは置いておいて、この歌手はまだまだ発展途上だと思います。歌い方も2種類くらいしかないし、特典のDVDを見る限り歌のほうはまだまだといった感じです(しかしとってもかわいい・・・アイドルでもいけるよねぇ)。普通の19歳のプロならこんなものかと思いますけが・・・まぁ上には上がいくらでもいますから・・・
しかしそれを補って上回る魅力があると思います。ケロロ軍曹のような明るいポップスもいいし(これ重要!)、アノネデモネのようなかわいらしい曲(聴いてて恥ずかしくなりました)、七色のようなハードな楽曲にメローな歌、かっこいいです。明暗両方いける人ってあんまりいないですよね。

あふれ出すような才気を感じさせるような人ではありませんが、長い目で見てゆけばすばらしい人材になると思います。
このままドカンと売れて喉を壊すよりも、しっかり訓練してじっくりと成熟し、30歳くらいで昇華していくような「女性の歌」を聴きたいものです。
アイドルのくくりだけで終わって欲しくないですね。改めてファンになりました。
アルバム単体で4点 期待値1点で合計5点です。