ドラマCD版、第三巻!
★★★★★
第三巻は、前巻の終了直後、ゲームのなかでも最高の見せ場でもありました、ベルサスの演説シーン手前からになっています。
原作と比べると、ゲームの方はムービーが挿入されていたのですが、ドラマCDは声だけなので、ゲームの時ほどは感動しませんでした。
物語の展開はゲーム版とは異なっています。ゲームでは、ウォンティガの神殿→ベルサスでしたが、順番が入れ替わっています。
又、キョグエンやノルゼン、ネレグの搭は登場していません。
今回は、アニーに纏わるエピソードが大量に収録されていて、ユージーンと父の過去に迫り、まだ後ろに見え隠れする影を追っていきます。
第一巻はアガーテとクレアがメインでした。第二巻はティトレイにマオ、そして第三巻はアニーにユージーンでした。
残るはヴェイグとヒルダとなるわけですが、正直、「残り一巻で全て収録出来るの?」と感じてきてしまいました。
二人に関わるエピソードをしていたら、最後の最後まで入りきるのかが心配です。終わりが悪ければ、印象が相当変わってしまいますので。
次巻でいよいよ完結してしまう訳ですが、ゲームでは終わり方が突然すぎてアレだったので、そこをどうにかしてほしいところです。