良曲揃いのいいアルバム。個人的にはもっとill bellも聴きたいけどね。らっぷびとのrapは聴いててとても心地良い。

けど、このアルバムのレビュー1番最初に書いた人

フリースタイルのセンスあります。
なので星5つでぇーす!(チューボーですよ的ノリで)

いやいやただの早口滅茶苦茶マイナスキルアーチスト(笑)アニソンないとラップできないパチモンオナニスト〜 POPでオタク沸かすナルシスト〜ご自慢のHOOKでアルバイト〜?(笑)ジャンル違いですよ?GET OUT〜

彼らがどういう経緯でここまでこぎつけたのかは全く知らないのだけど、
真っ直ぐ外界に向かった、とてもステキな音楽だと思う。
一言で言えば、ＧＡＫＵ．ＭＣやＳＥＡＭＯの世界観に近い。

ラップという表現媒体に『明るさ』と『軽やかに外に連れ出す力』を纏わせると
途端に過剰なディスをする人もいるけれど、そういった言葉に何の力も持たないほど、
ここには「純粋でポジティヴなパワー」が溢れている。
全部のトラックがただ愚直に人とつながり、楽しみ楽しませるためにつくられている、それだけで聴く価値があると思う一枚。

正直言って、あの《ギドラ&ペイジャー》以来の、衝撃的な傑作だと思います。ヒップホップと言えば、WILDかつSTREETと言うのが《常識》だったのに、そんな常識を軽く破壊してしまった感じです。このポジティブな《破壊力》こそ、真のヒップホップ。どん詰まってしまったヒップホップ・シーンの壁を突破できるのは、この人しかいないかも知れない。と、思ってしまいました。『空からの力』、『DON'T TURN OFF YOUR LIGHT』以来の傑作だと思います。

(追記:《STONES》に対する《BEATLES》。あるいは、《PUBLIC ENEMY》に対する《A TRIBE CALLED QUEST》みたいな感じです。)