尼僧姿のオードリー
★★★★☆
この作品を観るのは、今回で2回目。前回も感じたことだが、尼僧姿のオードリー・ヘプバーンがとても美しい。彼女が本来持っている、清らかなイメージと「尼僧」という役柄は、本当にピッタリ合うと思った。医者の娘として高い志を持って尼僧志願したガブリエルだが、その大変な務めと信仰のはざまで葛藤を抱えるようになる。尼僧の務めというのが、医学の研究や、病院への赴任、そして手術の手伝いに至るまで、実に看護婦と同じであることは知らなかった。ただ信仰をしているだけではないようだ。赴任先のコンゴで医師と恋に落ちるかと思いきや、そうでもなかったが、コンゴで働く姿は、オードリーが実際、晩年ボランティア?をする姿そのものであるかのように思った。
修道院がよくわかる
★★★★★
修道院って旅行とかでたまに訪れるんですけど、閉ざされた扉の中、どうなってるのかなーなんて思ってました。
見習いから入り、終生誓願をし、一人前のシスターになるわけですが、そこには葛藤があり、その葛藤をこの映画ではよく表現していたと思います。
もともとコンゴに行きたくてシスターになった主人公。
修道院生活にはなじめなくて、看護婦としての仕事を尼僧になることよりも優先させてしまう。
葛藤の末、修道院を出る。
シスターに憧れはあったけど、あんなに厳しい規則の中では到底生活できないなーと思いました。
オードリー映画の代表作
★★★★★
題材自体が地味だし、ドラマ的にも控えめで盛り上がりに欠ける。しかしフレッド・ジンネマン監督の真摯な演出は観る者を飽きさせない。オードリー・ヘプバーンも素晴らしい。ある意味この映画が彼女の代表作ではないかと思う。アフリカのコンゴで医療活動する尼僧役が、後年ユニセフ大使として慈善活動するオードリーとオーバーラップするのは私だけではあるまい。
高いですね
★★★★☆
衛星放送でみてもう一度家族とみたいと思いましたが、吹き替えがないんてすね???親は吹き替えじゃないとみれないし値段が高いので購入をやめました。
作品は今の映画にない素晴らしさがあると思います。尼僧になったオードリーが美しく色々な困難を乗り越える…ハッピーエンドではありませんが、主人公が静かに着替えて一人で去っていくシーンが印象的でした。
許すということ
★★★★☆
私がヘップバーンの映画で一番好きなものです。
ある意味 この映画がなくては彼女の豊かなこころ
描ききれないのではないかと思えるほど・・・。
許すことの困難さのゆえに 苦しむ彼女・・・
この苦しみの映画 人間は一度は見てほしい。