インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ナイチンゲール言葉集―看護への遺産 (現代社白鳳選書 (16))

価格: ¥1,529
カテゴリ: 新書
ブランド: 現代社
Amazon.co.jpで確認
ナイチンゲール言葉集 ★★★★★
ナイチンゲールの思想の書と思っています。看護を「新しい芸術であり新しい科学」と語っているように、ナイチンゲールの思想は看護学という枠をはるかに超えているように思う。愛、宗教、教育、自然、真の女性らしさとは何か、等、ナイチンゲールが私達に教えてくれているのは、どれも普遍の真理と言っていいのかもしれません。
看護師と呼ばれ看護に男女が問われなくなった時代、雇用の問題など事情はあるのでしょうが、看護は本来女性の担うべき職業なのかもしれません。
「進歩し続けない限りは、退歩しているのとかわりない」 何度も出てくるこの言葉がとても印象に残っています。
看護を学ぶ人達だけでなく、現代に生きる人々の指針の書にもなりうる素晴しい本だと思います。
感動的な本 ★★★★★
この本を読む前に、必ずナイチンゲールの事蹟をふまえておくべきである。イギリスにおいて低俗な職業とされていた看護婦の世界に、周囲の反対を押し切り上流社会から飛び込んで、クリミア戦争での看護に身を投じ、官僚主義と戦い、過労のあまり病に倒れ、後半生を寝たきりで過ごしながら、イギリスの看護技術の改善に全身全霊を挙げて取り組んだのがナイチンゲール。
そこには、官僚主義を打破するための心構えから戦略、社会的使命を果たすことへ身心を捧げるあくなき追求、苦難を克服するための意思の持ち方などが繰返しつづられ、苦難に立ち向かい克服していくための心のマニュアル、と言っていいような語録となっている。
「艱難汝を珠にす」「願わくは我に七難八苦を与え給え」という言葉を思いだす。座右の人生論。