ちょっと高かったかな。
★★★★☆
「ロックマンX」に目の無い私は、見つけて即座に購入しましたが、一冊2000円と言うのはやはり厳しかったです。
でも、内容は凄く面白かったです。昔の少年漫画らしく、あつ〜いストーリー展開。イーグリード戦が特に好きです。惜しむらくは、作画かな・・・至る所に不安定さが見受けられました。特に終盤・・・一体何?あの眉毛の異常な太さわ・・・。
ゼロの「あの台詞」はとても意味深でした。読み終わっても、続きが気になって、次の日にすぐ「X2」を買いに走ったものです。復刊してもらったお陰で、また新しいマンガに出会えてよかったです。感謝!
この作品は好きだ。
★★★★☆
ロックマンXに目のない私は思わず買ってしまった。
小学生と現在の自分が同じ感想を持つのが不思議なくらいおもしろいと思った。
弱い主役が少しづつ力を付けてゆくという王道作品だが、その分ロックマンXという作品がどんな方向性で話が進むのかは見通しが立てやすいと思う。
各話のストーリーもなかなか楽しめる。主役はあくまでもエックスだが、エックスに負けないほどの存在感があるゼロや、敵のシグマなど、魅力的な登場人物も多い。
もし、私に子供ができたら読ませたい作品の一つだ。
惜しむらくは、絵が不安定なことか。でも、登場人物の魅力がそれに左右されていないと思っているので、実力のある作品だとおもう。
名作の復刊版
★★★★★
岩本佳浩先生の名作・ロックマンXの復刊本第一弾。
コミックス3冊分の内容のハードカバーサイズであるため物凄い重いです。読み切るのも大変です。凄い達成感です(^n^)
昔の作品なので粗が多く、作画も崩れがち。
当時400円のコミックス3冊分にも関わらず高額(サイズが全く違いますが)
しかしそんな事はどうでも良い、復刊された事に意義があるのです。
ストーリーも大変熱い内容ですので、ファンならば買って損は無いかと。
この本1冊だけで断定してはダメです
★★★★☆
スーパーファミコンのゲーム『ロックマンX』を元にした、しかしてその実体は岩本佳浩氏の『ロックマンX』と言っていい作りになっています。
私がこの作品を推奨するのは、一言で言えば燃くさせる戦いがメインの展開だからです。ですが、それはこの作品のあくまでも一面。『ロックマンX』シリーズは2005年現在で『X8』まで出ていますが、その始まりはこの『ロックマンX』でした。新規の分野であったが故に、岩本佳浩氏は原作に捕われきれない独自性の強いシナリオを発揮する事ができたのでしょう。始めの方こそ試行錯誤の面がありますが、終盤に近付くに連れスタイルが確立してゆくところも見物です。
高い評価を与える事のできる作品です。では何故、私は最高評価を与えていないのかと言うと、これで終わってはいないからです。この漫画は『X4』の途中まで出ている事を確認しています。それは惰性で続く作品ではなく、いろいろなモノを含んだ重みのあるシナリオが展開していきます。
もう1つ、私がこういう事を言うのはおこがましいとは思うのですが、この漫画の面白さは主人公エックス(『X3』からはゼロも加わりますが)のストーリーだけではなく、作者岩本佳浩氏の漫画家としての成長も見どころではないかと感じるのですよ。『X』『X2』『X3』『X4』と話が進んでいくと一緒に、画が上達していき動きが躍動感に溢れ物語のテーマも深く面白くなっていく……この本1冊だけでも、最初の方と最後の方を見比べれば、「違ってきたなあ」と見えました。私には。ただこれは、私の目が節穴であるかもしれない事を考慮して下さい。
とにかく燃える漫画が読みたいなら推奨します。『ロックマンX』という単語さえ聞いた事がなくとも何とか大丈夫。……だと思います。
しかし、これ1冊のみで評価を下さないでほしいです。2005年4月11日の時点ではこの本1冊しか出ていませんが、『続く』とあるので続巻が出る事でしょう。出たら、是非それも見てみてください。私は既に総て買うつもりですが、そんなつもりのない皆さんでも、せめて『X2』までは見てもらえると評価が違ってくると思います。