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真実の中国4000年史―侵略と殺戮 (祥伝社黄金文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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人口の推移に着眼している点が面白い ★★★★☆
確認されている最古の王朝「殷」から現代に至るまでの中国の歴史が、文庫本という限られた中身に、がっちり凝縮されている。中国そのものだけでなく、日本や朝鮮半島など周辺諸国の各時代における情勢についても、ポイントとなるところではしっかり紹介されているので、なおのこと理解しやすい。
終始一貫して、中国に対して一線を引いたスタンスを取っており、時には「反中」的視点も垣間見えるものの、「侵略と殺戮」というサブタイトルはやや大げさか。巷にある「嫌中本」と同一視されてしまうようであれば、それはもったいない限りである。
彼の国の栄枯盛衰を分析する上で、人口の推移に着眼している点が面白い。数百年、数千年も前の戦争に想像を巡らすことは誰しも難しいことだが、本書にあるように「数千万という人口が時には半減、1/4へと大激減」などと、デジタルのデータを見せ付けられれば、その戦禍の激しさがありありと目に浮かぶ。
昨今の中国本といえば、幾巻にも渡る長大なシリーズであったり、親・反いずれかに偏っていたりして、短時間でざっとおさらいするのに向くものがなかなか見当たらないが、本書はそのような用途に適した数少ない一冊である。(ただし、上述したとおり、やや「反」色があることに留意を。)
入門書としては打って付け ★★★★★
 世間知らずの日本人には打って付けかな。脳天直撃!!ファイト一発!!
 目から鱗を落とすにはいい本だと思う。中国の悪い面ばかり書かれてあるので(事実は事実として…中国は日本人一般が思ってるほど褒められた国ではない),多少そこらヘンを注意して読み進める必要があるが,しかし大筋としてそう間違った事は書かれていない。入門書としては打って付けだろう。これを切っ掛けに世界の歴史や国について目から鱗を落として感心を持つ事は良い事だ。
一つの中国の側面として。 ★★★★★
 中国の歴史の一側面としてかなり正確だと感じます。簡単なものではありますが時代ごとの中国の地図も載っています。全部で二十ページぐらいでしょうか。参考文献もきちっと載せられているし、中国の簡単な年表もついています。その辺りが何の根拠もなく書かれたものではないという証になっていると思います。
 政冷経熱などと言われます。地理的にも近い国です。ただ、中国には日本人からは想像できない面が良くも悪くも多々あることを日本人も知ろうとするべきだと思います。島国の日本と、大陸の中国とは根本的なところで違うということを知っていないとつきあいなどもなかなか難しいような気がします。
中国史の入門書として最適! ★★★★★
今から現実の中国史をサラっと見渡したい人におススメ。
「中国」=「漢民族」という常識(思い込み)が間違っていたことに気づかされました。
中国文化の残虐性とともに、壮大な歴史の絢爛絵巻のさわりを感じることができます。
本書を読んで興味をそそられたところを、他の専門書で詳しく知れば良いと思います。
中国の歴史を駆け足で読む ★★★☆☆
中国では政治が乱れる度に、人口が大きく減少したというグラフに驚いた。ただしその乱れや戦争を詳しく知るには、ページ数が不足している(概略を知るのなら適)。

個人的には以下の内容がとても印象的だった。

日本人も出土された金印に「漢倭奴国王」とあり、これを「かんのわのなのこくおう」と呼んできたが、奴の読み方には無理があるし、そもそも中国では「匈奴(不吉な下郎)」のような使い方をしている。倭奴(わど)とは「コビトのような奴隷」とみていたという方が妥当である。