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ラブ アニソン~歌ってみた~(初回生産限定盤)

価格: ¥2,800
カテゴリ: CD
ブランド: SMJ
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選曲の理由をあれこれ想像して聴くと、とってもうれしくなるカヴァーアルバム ★★★★★
なぜこんなにも彼女の日本語歌唱に心を揺り動かされるのか?
このアルバムを聴くと色々と想像できて楽しく、そして嬉しくなる。
日本語を話す相手もいないカナダで、日本のアニメとアニソンで独学で
日本語を勉強したと言うが、発声のプロである「声優」が発音するアニメと
はっきりと歌詞を伝えるメッセージ性を原点とするアニソンをとことん
聴いて歌ってきた彼女だからこその日本語歌唱なんじゃないの?とか。
この選曲の理由は歌詞かな?いや、アニメ作品の世界観かも、いやいや
キャラクターへの思い入れか?とか。
いろいろと思いをめぐらすことができて楽しい。
彼女の美しい響きの日本語歌唱と並外れた歌唱力の背景に、
「伝えたい」という強い思いからくる言葉というものへの執着が
感じられる。彼女自身がメディア等で語っていることや、歌唱時の身振り
などで歌詞を理解して歌っていることは間違いのないことだが、
ネイティブスピーカーじゃないので、日本人のように言葉を感じて
歌っているのでないと思う。だからこそ、彼女の歌う日本語詞は僕達に
美しい響きとともに純粋に伝わってくるのではないか?などなど。
歌うことが好きで好きでしょうがない彼女。
アニメを観て勇気づけられたことを伝えたくて伝えたくてしょうがない彼女。
そんな彼女がアニソンを日本語で歌うことを選んでくれたことを
嬉しく感じさせてくれる、そんな1枚です。
ストレートに魅力を伝えて欲しい ★★★★★
生ステージでHIMEKAさんをご覧になった方には分かると思いますが、リハの時点で客席からは
「凄く上手い」「リハでこれだったら本番は・・・」とあちこちからざわめく声が上がります。
勿論、本番では彼女の透明感がありながら力強くリズム感溢れる歌声に皆食い入るように
ステージを見つめます。

この感動をアルバムにも期待していたのですが、肩透かしを食らったのが残念。
他の方も書いていらっしゃるように、私もプロデュースがライヴで感じる彼女の歌の魅力を届ける
という意味では方向性が違うように感じました。
私は、もっとナチュラルにダイレクトに彼女の歌を聞かせて欲しかったと思います。
こういう方針なのであれば、仕方ないのですが。

自分が期待したライヴ感は無かったものの、これはこれで十分楽しめるものであり、
HIMEKAさんの歌の素晴らしさは感じられるので、星5つ。
次がシンプルに彼女の魅力が有りのままに伝わる作品であることを期待します。

殆ど知らない曲 ★★★☆☆
ですので、知ってる原曲と比較します。Dreamsは10年くらい前みたいな酷いアレンジで足を引っ張ってます。ゆずれない願いも原曲の勢いが失われたアレンジで正直ガッカリでした。
原曲のまま歌っていたらと思うと残念です。
もっと良いプロデュースを! ★★★★★
HIMEKAさんは、高い表現力で歌を歌っています。
もちろんファンの方ならご存知の通り、誰よりも歌詞の意味を深く理解して歌い切っています。
曲のアレンジも悪くありません。

なのに、何かしら物足りなさを感じてしまう・・・
それは他の方のレビューにも垣間見える・・・
何故だろうと思い、何度も聴き込んでいると、個人的な感想ですがその理由が浮かび上がってきました。

・音圧の無いミックスダウン
・人工的なリバーブ感
・各楽器の音色の選び方
等、音楽プロデューサーの感覚が、素材を台無しにしてしまっている感が拭えないと思ってしまいます。

HIMEKAさんの歌唱表現力を高く評価している一人としてこのアルバムを聴くと、残念なような、悔しいような
思いを感じてきます。
そんな印象を抱く方は少なからずいるのではないでしょうか?

とはいえ、今作もHIMEKAさんの歌は素晴らしく、HIMEKAさんの才能と今後の作品に期待して評価は星5!です。
応援しています。


楽曲を選ぶボーカルかも。 ★★★☆☆
まず日本語の上手さにびっくり。
しかし歌い方や声の感じは、日本人のそれとは明らかに違う感じで独特のニュアンスを
出しています。

ただそのニュアンスにはやや無機質な印象もあり、メッセージ性のある歌詞を歌ったものは
なんとなく違和感を感じます。
歌詞をなぞっているだけで、今一つ歌に心が感じられないというか。。。
アニソンが好き、というのは分かるのですが、歌詞の意味までちゃんと理解しているのかな?
メッセージソングや微妙な心象風景を日本語で歌いこなすには、「歌心」とでもいうのでしょうか?
日本人の感性まで理解しないと難しいのかもしれません。
(初音ミクとかが流行っているご時世ですから、もはやJ-POPにそんなもの求められないのかもしれませんが)

もう1つ残念なのは、ガチャガチャしたアレンジの曲が多く、せっかくの伸びやかなボーカルが
今一つ際立っていない部分があること。
もっとボーカルを前面に出したアレンジ、ミックスであれば、同じ曲でも評価は違ったかもしれません。

逆に幻想的な世界観の歌との相性はいいようで、「voice」なんかは珠玉の出来です。
オケもシンプルなので、彼女のボーカルが引き立っています。

先のシングル2枚がドラマチックな楽曲で、彼女のボーカルにかなりマッチしたものだったので、
その期待を持ったまま聴くと、少々物足りない内容かもしれません。