個人的に大好きなマンガですが、1・2巻に比べて血生臭い描写が多いので苦手な人は注意が必要かと。


強敵「水」との闘い、そして始まる生徒同士の抗争――という内容ですが、この巻のメインは4組の朝長さんです。文字の力も反則レベルの強さで、まさに"暴君"の名が相応しい方ですね。
また、1巻から出てる「炎」の子が可哀相すぎるッ!!主人公達を主軸にするとちょっと狂った子に見えてしまいますが、むしろあの異常な状況ではあれくらい追い詰められてしまうのが普通なのかなぁと思いました。
「炎」と共に怒りを爆発させる場面は、烈しさと裏腹にとても切ないものを感じました。


新しいキャラクターもたくさん出て来て賑やかになってきました。4巻が待ち遠しいです。

表紙買いはお勧めしませんね。主人公はかっこよくないが、変身バージョンは良い。3巻まできても、主人公が活躍しないお話って、どうなの? こんなに引っ張るんだから、すごく重大な何かがあると期待したい。