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灼眼のシャナ〈11〉 (電撃文庫)

価格: ¥536
カテゴリ: 文庫
ブランド: メディアワークス
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悠二とシャナ、それぞれの成長 ★★★★☆
学園祭を背景に、着々と布石が打たれる第11巻。
今回印象的だったのは、悠二とシャナの成長ぶりです。


悠二は、これまでの地道な鍛錬の成果として、
一つの“境地”に達します。

この類の物語では、普通の人間が突然、超能力に目覚め、
それをすんなり使いこなすという展開もざらにありますが、
悠二の場合は、堅実に努力を積み重ねた結果、
少しずつ“力”を得ていきます。

このあたりは、作者の構成に対する生真面目さが窺われ、好感が持てます。

ただまあ、三角関係に対する悠二の態度は相変わらずの及び腰で、
読んでいるこちらがイライラしてストレスが溜まるんですが……。


一方シャナは、大きな精神的成長を見せます。

最強のフレイムへイズにするべく純粋培養された彼女。
当初は、フレイムヘイズの使命以外に価値を認めませんでした。

それが悠二達との交流を通じ、人間として怒り、泣き、
笑う経験をすることで、少しずつ人間性を獲得していくことに…。

1巻から読んできた者としては、
本巻のシャナの姿にしみじみとした感慨を覚えます。


次巻以降は、シャナの成長により
前述の三角関係に進展が見れそうですが、
その前に「事件」が…!、って感じですね。
学園祭 ★★★☆☆
秋、学園祭。高校生としてのイベントの中で、悠二をめぐって火花を散らすシャナと吉田一美。フレイムヘイズとしての使命と悠二への気持ちにゆれるシャナ。訓練が進み、「人」の分を超える領域、シャナの側の世界へと踏み込もうとする悠二。嵐の前の静けさの中、それぞれの想いが交錯する...

今回は、シャナが自分の気持を確立する&次巻への序章といったところで、戦闘なんかはありません。伏線、伏線、伏線、です。即、続きを読むしかないです。
御崎高校-清秋祭1 ★★★★☆
11巻からは、御崎高校の学園祭(清秋祭)が舞台です。

この清秋祭を舞台とした物語の中で11巻は、導入部的な展開です。12巻以降の大波乱への
導入部として、日常生活を中心に展開してゆきます。

そんな日常生活の中で、本巻では、中村公子が、読者大サービスをしたり(87ページには
中村公子の活躍の成果(?)が挿絵になっています),シャナが万能感に高揚して大胆な行動
に出たりして、学園物としては、大いに盛り上がっている11巻です。

本巻で初登場は、
西尾広子
浅沼稲穂
嵐の前のお祭りです ★★★★★
通常モードに戻った本巻ですが、改めて読者をじらして盛り上げる作者の術にまんまとはまり、露骨に見える伏線はもはやゴールデンタイムの有名お笑い芸人が出演する豪華特番の盛り上げ方そのもの。残りページが残り少なくなってくる感触から、今回はどこまで進むの?みたいな焦り感覚がこみ上げてきました。主人公達の微妙な心境変化も初巻に負けず劣らず飽きさせず、マルチメディア化してきた本シリーズですが、それに媚びず突き進んでいくストーリーは読み応え充分でした。
最新刊が出るたびに読み返すべし ★★★★★
灼眼のシャナ最新刊! 
いつも通り話の立てかた、伏線の入れ方がうまいです。
この巻は戦闘はないけれど、その分今後の物語の重要な情報がいくつか出てきます。
このシリーズは最新刊を読むたびに以前の話を読み返してみると一周目では気づかなかったり、軽く流していた語句の意味がわかったりするので時間がある人は以前の話を読み返すことをおすすめします。