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部活で補欠だった人をワールドクラスの選手にする本―スーパーアスリートへの方程式 全競技向け

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 井田総合研究所
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書いてある記録が信じられない ★★☆☆☆
私は陸上は素人なんですが、
他の本とは毛色の違った目新しい内容があると思いました。わりと面白いです。
しかし、たまに出てくる50m走の記録がどうしても信じられません。
著者はかつて5秒17で走ったと書いてありますがこれはぶっちぎりの世界記録です。
ワールドクラスどころの騒ぎではありません。
生徒さんの記録も朝原宣治さんを超えてたりします。
少なくとも生徒さんのは機械計時と書いてあります。
どなたか陸上に詳しい方、レビューを書いていただけませんかね。

あと、本書の大部分はコラムで占められています。
良い意味での消化不良 ★★★★☆
筆者の前作「運動会でびりだった〜」から、今作が出るのを楽しみにしていました。
私自身はスプリントに関しての内容が読みたかったので、そこの関して。

例えば短距離走の指導では、トップ選手の見た目に似せる「腿上げ」などが流行っていました。
今ではさすがに少なくなりましたが。

それに変わって、昨今ではバイオメカニクスが発展したため、それを元にした動きや
古武術を取り入れたナンバ的な動きなどが流行のように思われます。

しかし現場に立つ人間からすると、それらで選手の実力が向上しているようには思えません。
本の中にも書かれているよう「短距離の世界記録は更新されていても、日本記録はもう何年も更新されていません。」
「科学的に進化」という言葉は聞いても、選手が劇的に変わったという話は多く聞けません。

結果が出せないとただの机上の空論です。
〜理論や〜走法などという言葉が出てきているのに、実力が向上していないのが現状だと実感しています。


それに対し筆者は実際に50mのタイムを1秒以上も短縮したという、その内容を述べています。
前作から一貫していることは「感覚」という言葉です。

今、一般的に売られているような本は、「このような走りがお手本・良い」と書いておきながら、それを実践して速くなった例を載せません。それに対し、この本は実際のタイムの短縮例が載っています。

「型」で指導するのではなく、「感覚」で指導することにより、効果が得られて”実際に”実力が向上したという内容を見ることができるのは、非常に珍しい本なので一読の価値ありだと思います。


ただ多忙の中でなんとかまとめたという感じがあり、もっと読みたいという消化不良に陥り、そのために星は4つです。
(しかし前作よりかはかなり読みやすくなっていると感じました。)

なんとか新しい形で、まとめた本を読みたいと思いました。
良書だと思います ★★★★☆
内容構成としては
・各スポーツ(陸上短距離、サッカー、野球など)でのポイントや注意すること
・現在の日本スポーツ界の問題点の指摘
がメインです。

私は主に陸上短距離を見ようと思って購入しましたので、そちらについてのレビューを書きます。

こちらの書籍の特徴は「小手先のテクニック」よりも、陸上短距離における「根本的な部分」が書いてあります。
例えば、脚を運ぶ、腕を振る、スタートは何を意識して…のような、技術的な話はあまりありません。
そのため、細かいトレーニング方法や、技術が知りたいと思う人向けではありません。

ただ、基本的な(競技において良い)姿勢の作り方、走る際に「やってはいけないこと」など、どのレベルの人でも必ず必要であると思うことが書いてあります。

陸上競技の書籍としては信憑性の薄い小手先のテクニックが書き連ねてあるわけではなく、必要な要素がしっかりと載っていると感じましたので、私自身は良書だと感じました。

この評価システム上、星の数は4ですが、私は星は4.5という感じです。

ちなみに、現在の日本スポーツ界の問題点については、著者の方はかなり辛口の言い方で指摘がされていますので、見る人によっては気分を害するかもしれません。
しかし、話をドラマチックにうまく持ち上げようとするようなライターのコラムなどよりは現実的な話だと私は思います。