輪郭を表すシルエットから
★★★★☆
まず、「フリーハンドで線を描く」ことから始まります。「正確なシルエットをとるための道具」で、鉛筆、はかり棒(スポーク)、ディスケル、5円玉をくくりつけた糸の説明があります。作画しながらディスケルと計り棒の使い方を解説しています。
「曲線を描く練習」「円とだ円を描く練習」「基本形でモチーフを見る」「目の高さを意識する」「調子を作る練習」「明暗を調子に置き換える」「色を調子に置き換える」などが役立ちそうです。
「量感と質感で表す存在感(リアリティ)」の中では、ピーマン、もろこし、粘土、米菓子、毛糸、木、コンクリートの固まり、スポンジ、金属、ガラス、カスミ草、綿、灰皿、編んだ手袋、黒い帽子を描くためのポイントがあります。
1点透視図法〜3点透視図法、構図を考えるヒントや画家たちの手法なども解説されています。黄金分割についてはもう少し説明がほしいですが、初心者がデッサンに取り組みやすいと思います。。