稚拙
★☆☆☆☆
外国から借金をしていないのに何故IMFが乗り込んで来るの?
他の著作に
「2003年 日本国破産・・・」
すでに破産しているはずではないの?
「日本がだめなら、ニュージーランドがあるさ!」
ニュージーランドは簡単に移住できない国であるし、有色人種が路を歩いていると、理由なく暴行を受けるという物騒な国であるのに、どのようなところから思いついたのでしょうか?
このような類のことを書いている著者は何故日本に居住し続けるのでしょうか?
もっと安全な外国に移住すればいいのではないでしょうか。
著者の言うことが本当なら、
★★★☆☆
著者の言うことが本当なら、
USD/JPYをしこたま買っておくこことがサバイバルできる確実な方法ということになります。
だって、p137に書いてあったことによると、
2013年には1ドル=120円〜150円に
2020年には1ドル=300円〜400円に
2025年〜2030年には1ドル=1000円になるからです。
著者は、ドルを買っているのか?
今(2010年8月24日)ドルを買う勇気が著者にあるか?
自分の考えに自信があるならば、買うことができるでしょう。
まあ、今「ドル買い」はできないでしょうが、ね。
現代のノストラダムス本
★☆☆☆☆
以前に浅井氏の著作を買って後悔した人間です。
たまたま昨日書店で同書が山積みになっているのを目にし、
これ以上後悔する人を出したくないと思いレビューを書きました。
私は書店で20分ほど斜め読みしただけですので、一部間違いは
あるかも知れませんが、著者の言っている事は常に一緒です。
@日本は数年後に破たんすると警告し、恐怖をあおる。
(2006年には2010年に日本は破綻すると書いていました)
A円は大暴落し、1ドル=500円〜1000円の時代が来る。
B円建ての資産は出来る限り海外通貨ベースのものへ移すべき
C自分が関与する海外ファンドの紹介
概ねこの内容で、毎年破綻の時期を先に延ばしながら似たような
本を発行し続けています。要はこの手の本は、日本人のペシミズムに
巧妙につけ込んだものです。言っている事が当たれば「やっぱり言う通り
だった!」となるし、当たらなくても「当たらなくてよかった」とホッと
し、出鱈目な事を言っている著者に文句を言わない。
30代以上の方なら、過去ノストラダムス関連の本を買った事がある人が
いるのではないでしょうか?基本的な構造はそれと一緒です。浅井氏の問題は
それに付け加えて自分の関与するファンドに読者を引き込もうとするところ。
自国の将来不安で金を稼ぐなんて、殆ど国賊ものです。