すごい!
★★★★★
この本はヤバかったです。今まで読んだ本の中で一番と言ってもいいかも。
NGOの運営に関してだけではなく、普段の日常から世界をどうとらえるか。世界の見方が変わりました。
少年兵の問題は日本の私たちの生活につながっています。その社会構造を知り、その社会構造を変えようとアクションを起こす。自分にも何かできる。自分は何かしなければいけないと気づかされました。
素晴らしい活動だが、構成が?
★★☆☆☆
著者の活動や真摯な姿勢には心から敬服させられた。ただ、「本」としては全体に説明不足でわかりにくい点が多すぎると思う。特に下記の点は記述が無いが、是非書いて欲しかった。
・NPOを自分で作る際、既にその分野で活動する海外のNPOに参加する事を考慮しなかったのか
・新しいNPOの理事長、という立場で生活できるだけの収入はあるのか。スタッフに給料を払っているのか
・NPOの活動として「具体的に」どんな貢献をしているのか
できるだけ軽く読んでもらおうとして文字数を少なめに書いてあると思うが、この書を読む層の人にはもう少し詳しい記述があった方が良いと思う。
☆2つは辛めだが、他のレビューが全て☆5つと異様だったので釣り合いの為に低くつけた。(もちろん著者の活動や姿勢は☆5つでも到底足りないが、あくまで本としての評価)
私があなたの明日になれるのなら
★★★★★
もしあなたが他が為に何か行動を起こしたい時
この本はあなたの良き手引書となるでしょう
もしあなたが他が為に何かをしたいのだけれども、その選択に迷った時
この本はあなたに幾つかの輝ける道を示してくれるでしょう
もしあなたが他が為に直接働きかけれない状況で天を仰いでしまう時
この本の著者になら想いを託せると安堵するでしょう
この本を決して自分の幸せを再確認する為に手に取らないでください
世界のどこかに笑顔を忘れたり、失ってしまった子供達がいる
人間は生まれて間もなく“泣く”というコミュニケーションの次に誰に教えられることなく覚えるのが...
「笑顔」
子供達の笑顔を守りたいという一念が著者をブレること無く歩ませる
そんな鬼丸さんだからこそ託せる想いが一つ一つ実っていく
この本には沢山の素晴しい言葉が詰まってます
何十箇所も頁の端を折るほどに
中でもトシャという女性との出会いに係わる言葉の数々に胸を打たれる
そして文中で触れられる一青窈の「てんとう虫」を真摯に捉えることもできる
勇気と希望と夢を思い出させる文章を読み終えて改めて熱を帯びた
この本はやってみることの意義と大切さを教えてくれる
どうか皆さんが手にとってみてください
行動をしたくなりました。
★★★★★
今、日本で、こういう活動をしている人が、この人を支援する人がいる。自分の知らないところで、鬼丸さん達が世界を変えるために動いている。そんな事実に、『日本だって、まだまだ捨てたもんじゃない』となぜか身震いし、自分の中に意味不明な力が湧いてきた。私ができることって何だろう? 考えて、少しずつ鬼丸さんの本を買って、こどもが通っていたお教室や、学校の図書室に置いてもらうよう働きかけることにしました。今回は最初の一歩。配布用2冊の購入です。
平和な未来への鍵は、貴方であり私の手の中にある。
★★★★★
《 世界や僕らの周りにはしょうがないことが多すぎ
る。未来を心配したり、問題を必要以上に憂えたり、心
配や憂いに耐えられなくなると、僕らは問題そのもの
を見ようとしなくなる。
だからこそ、未来を心配したり、憂うのはもうやめよ
う。僕らの未来なんだから、僕らで自分たちの未来を決
めようじゃないか。
これから生まれ来る子どもたちのために。》
学生時代にたった一人からNGOを作り、その活動を
続ける著者が、『平和な未来』への想いをシンプルに
力強く綴った本。
『平和な未来』へと続く扉の鍵は、選ばれた人ではなく
それを選ぶ人すべての胸の中にある。そんな当たり前で
いて忘れがちなことに、改めて気づかせてくれる本。
“ パンドラの箱をあけて最後に残るもの。
それは『希望』 (本文より) ”