ゴジラは、やっぱりオスですね!!
★★★★★
この作品、ゴジラの息子ミニラが初登場する作品で、
ゴジラ親子とカマキラス、クモンガはチビッコ対象ですが、物語ははっきり大人向けの内容になっています。
福田監督にしては結構ていねいな作風で、登場人物も東宝オールスター出演でなかなか楽しめます。
キンゴジや海底軍艦でしゃべくり名演技を見せていた高島忠夫が、終始クールな博士を演じています。
久保明は、彼らしく意気盛んな若者役、平田昭彦は相変わらず堅実な役柄でした。
特筆すべきは、土屋義男のこれまでにない役柄でしょう。
ホームシックで気の狂う強烈なキャラを演じてます。
が、最後正気を取り戻し、青春してます。彼の演技だけが浮いていて、ひとり盛り上がってるので笑えます。
そして、最大の魅力が、前田美波里の脚線美です。いいスねぇ‾
最後は、なんだかクリスマスみたいになっちゃいますが、冬眠するゴジラ親子に哀愁を感じました。
で、この作品で物議をかもしたゴジラのオスメス騒動ですが、
ミニラに対するあの投げやりな振る舞いは絶対パパに違いありません!
だって、我が家もそうですから…
リイシューでトールケース化。価格ダウン。
この機会に買っておきましょう!!