よく「青色LEDを開発するときは苦労したでしょう」と聞かれますが、そんなことはありません。
むしろおもしろおかしくやってきたのです。痛みや苦しみの結果ではありません、というところとか。
まあそれなりに刺激の多い本でおもしろかった。
この本を読んでみて、中村氏は、ただ好きなことをやった結果青色LEDを開発したんじゃないかと思う。成功の要因として、粘り強さだあったり、経験と勘だったり、考え抜くことだったりする。これらのことが、本に書いてあった成功のキーワードである「孤独と集中」につながっているんだろうと思う。