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オール・アバウト・マイ・マザー [DVD]

価格: ¥3,129
カテゴリ: DVD
ブランド: アミューズ・ビデオ
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   17歳の息子を交通事故で亡くした、シングルマザーのマヌエラ。彼女は「お母さんの小説を書くために、父のことを知りたい」と言っていた息子の願いをかなえるため、青春時代を過ごしたバルセロナに向かう…。
   この映画のヒロインは、すべてを「許して」生きている。自分を捨てた男、その男の子を身ごもった女、高慢な女優などに対し、不愉快なことをされても、傷つけられても、許すのだ。どんな人間でも包みこむ、その大きな愛は、母の子どもへの愛情そのものだ。
   スペインの巨匠、ペドロ・アルモドヴァル監督は、ヒロインを通して女性の母性を描いた。彼の女性への尊敬のまなざしが全編に満ちている、まさに女性賛歌の映画といえよう。アカデミー外国映画賞受賞作品。(斎藤 香)
克明に描かれる女性の強さ、優しさ、美しさ。 ★★★★☆
夫がゲイと知らされたら、相当ショックだろう。
女手一つでの子育ては、間違いなく大変だろう。
目の前で息子を失ったら、立ち直れないだろう。
その原因を作った人間は、一生許せないだろう。
HIV感染者親子の面倒なんて、見ないだろう。
露骨な偏見の態度は、批判したくもなるだろう。
夫に再会すれば、怨みの一つも言いたいだろう。

ゲイのアグラード、シスター・ロサと母親、女優のウマ。
彼女たちそれぞれの生き様も逞しい。
だが、上記全てを乗り越える主人公マヌエラの
何と強く、優しく、そして美しいことか。

ゲイ、シングルマザー、ドラッグ、HIV。題材は重い。
それでも、容姿、媚び、権利の主張のいずれでもない
女性の本質を教えてくれる。男性諸氏必見の一作である。
偏見に気づかされます ★★★★☆
 最愛の息子を事故で失ってしまった母親の、死を乗り越える魂の軌跡を描く。17年前に別れた夫に関して息子から問われた母マヌエラ。長い間隠していた夫の秘密を話そうと覚悟を決めた矢先、彼女は息子を事故で失ってしまう。息子が残した父への想いを伝えるため、マヌエラはかつて青春を過ごしたバルセロナへと旅立つ。

作品の内容が少しアウトローな気がしますが、そんな作品が好きな人にはお勧めの作品です。女装をした男性との恋、麻薬中毒者の俳優、HIV感染者しながらも出産を決意するシスター、そんな人間たちがバルセロナという地で生活している。
型破りな背景を持つ人物ばかりが登場するので一瞬戸惑うが、それこそが自らが抱いている偏見なのではということにすぐに気づかされます。それよりはむしろ元男性でありながらも女性として生きている父親の子供に対する愛情の深さに衝撃を覚えました。付き合った人を捨てていくような人間に見えますが自分の血を分けた子供に対する愛情はとても深く、それは元が男性であろうと関係なく、母性なのだと感じました。

素敵に、そして逞しくいろんな背景を持った深い女性たちがとても素敵な温かく、応援したくなる作品でした。
言葉に出来ない感動 ★★★★★
この映画には、「愛」に溢れています。
いや、「愛」という言葉が適切かどうかはわかりませんが、
とにかく主人公のマヌエラの全てが「愛」に包まれている。

そんな彼女に映画を観終わった後、自分も彼女に包まれているかのような錯覚を覚えました。

劇中のキャラクターは普通で言えばとても「変わっている」人たち。
でも、それが当たり前の世界であるように見せるのは、自身同性愛者であるアルモドバル監督だからなのでしょうね。

この映画に登場する男性は「エステバン」のみ。
あとは女性が主役。
その女性の逞しくも緩やかで穏やかな感情をこれほど艶やかに見せてくれたのは、
この映画が初めてです。

男の私でも、物凄く感動しました。
陳腐な言い方しかできませんが、本当にそうとしか言いようがない。
本当にいい映画です。
満点です。
女性賛歌 ★★★★★
面白かった!

ストーリーは、ある事件で、17歳の息子を亡くしてしまうシングルマザーのマヌエラ。彼女は絶望の中にいて、「父のことを知りたい」と言っていた息子の願いをかなえるため、なにもかも置いて、青春時代を過ごしたバルセロナに向かう。そこで、性同一障害で、手術をし、売春婦である昔の友人をたずね、そして、様々な人たちに出会い、更に、息子の事故のきっかけとなった女優とかかわることになり。。。

実は、この映画、以前、仕事をしつつ見たことがあったのですが、「帰郷」を観てから、ちゃんと、見直そうと思い、一応、二度目でした。大体のストーリーをわかっていながら見たのに、改めて、細やかな心情などがわかり、とても感動しました。

最大のテーマは、苦しい状況にありながら、逞しく、やさしく、美しい女性達への賛歌。素晴らしかった!この監督の映画、全て、制覇したいです!楽しみです!
女性にこそ観てほしい作品 ★★★★☆
映画中女性ばかりが出てきます。女性達の母性や優しさ、そして友情を描いた作品です。事故で息子を亡くした母親マヌエラが、息子の考えていたことを胸にバルセロナへ向かいます。そこで薬物に依存している女優やエイズにかかり妊娠しているシスター、そして女になりたい男などいろいろな人々に出会い、人間関係を築き助け合いながら映画は進行していきます。様々な境遇を持った女性たちのストーリーが交錯するところが映画の見所ではないでしょうか。順風満帆な女性など一人もいないのですが、皆強く生きている姿に心打たれました。自分も頑張らねばと勇気づけられる気持になります。映画の物語の進行の仕方やテンポに全くミスやずれがないような洗練された映画です。さすがは有名な監督さんが作った映画だと思いました。女性には是非観てほしい作品です。