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キノの旅〈8〉the Beautiful World (電撃文庫)

価格: ¥578
カテゴリ: 文庫
ブランド: メディアワークス
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シズと陸メイン ★★★★★
キノの旅とタイトルはなっているけど
実質は「シズの旅」かもしれません。
だって、エピローグである「船の国」がすべてとも言っていいほど
すばらしいから。

ちなみに船の国には
ちゃっかり、皆さんご存知の「あの人」が
参上しています。
しかも敵(!)として。

そやつはものすごく強いので
さすがのシズ様も敗れ去ってしまいます。
やはり強いですな。

批判めいた国は「ラジオの国」のみかな。
「救われた国」は意外性があるだけなので
批判めいてはいません。

迷わず、「船の国」はおすすめであります。
なぜ新キャラを? ★★★☆☆
最新巻は読んでないが、この巻以降の巻を数冊読み、それをふまえた者の感想。

総合的な評価としてはどの話もいつものキノの旅らしく平均的に面白い。
が、他後の巻の巻も合わせて読むと感じるのが、前に比べて多少「キャラ萌え」で
売ってきてる感が強い気がすることだ。(後のパロディ小説「学園キノ」を見ても)

その原因は新キャラ・ティーの登場だが、個人的に今さら新キャラなどいらない気がした。
全体のこのシリーズを通してなぜここでティーをレギュラーに入れた意味がわからない。
何となくだがティーのキャラは「無口無表情白髪ロリ」という狙ったような作者のキャラ萌えが入っているように思えた。

自分はキャラ萌えが嫌いなわけでは無いし、シズもキノも好きで二次のカプ萌えなども好きだがこのシリーズ本編にそんなものは期待していない。この小説に萌えなど無くても十分魅力的だ思うのだ。

最後に。個人的にティーのキャラはあまり好きになれなかった。彼女が出てくる話はあまり
読みたくない、というのが正直な気持ちだ。
久々の最新刊 ★★★★★
7巻からだいぶ間が空いていましたが最新刊です。
作者はこの間に別シリーズを書いていたのですがそれはおいといて。

で、できはどうかというと相変わらず電撃文庫トップクラスの面白さ!
ギャグなのだけどどこかシリアス風な感じがあったり。
自分が考えないないことを書いておられます。

あとがき
カラーなあとがき本編とはまったく関係ないあとがきなど
前代未聞のあとがきを書いてきた時雨沢先生ですが、今回もすごいですよ。

『あとがき』?? ★★★★★
 キノはやっぱり面白い。ただ面白いだけじゃなく、読んだ後にいろいろ考えさせられます。『歴史のある国』では、「国の歴史なんてこんなもんだよね」と、いろんな意味で納得させられました。また、『船の国』では、プロローグで大体わかっていましたが、密かに待ち望んでいた、キノとシズ様のご対面!シズ(いや陸?)の視点で書かれているので、はじめの方にはキノは全然出てきません。
 以下、毎回面白いと評判の「あとがき」の感想↓
  
 「あとがきが無い!!」
 最初に読んだとき本気でそう思いました(笑)。本編を読み終わり、さぁあとがきだ!と楽しみにしながらページをめくったのに、あとがきが見当たらない…。今回のあとがきが1番意表をつかれましたねー。まさかカムフラージュしてあるとは…(笑)!妹(この本の持ち主)に指摘されるまで数日間、アレがあとがきだとはまったく気づきませんでした。もしかしたら、まだ気づいてない方もいらっしゃるかもしれませんね。もしそんな方がいたら、本編が終わった後のページを、じっくりしっかり読んでみて下さい。よく見ると『あとがき』です(わけわからん)。
いやぁ~ ★★★★★
やっぱキノはキノですね。