少し長めです。
★★★★★
おなじみの王さまシリーズです。
今回は、魔法使いチョモチョモが登場する長編で、一冊で一つの話になっています。
魔法使いチョモチョモがかけた魔法のせいで、王さまが眠っていたのを、お城の博士が、薬を作って目を覚まさせようとしたものだから、さあ大変。
魔法と科学がぶつかって?、とうとう王さまは幽体離脱?
体のほうは、赤い顔をした悪い王さまに変身。
これまでには、ちょっとなかったパターンで、子供はおもしろがっていました。
ちょっと話が長いですが、まずまずおもしろい話だと思います。
ちなみに、チョモチョモは、「王さままほうが大すき」で再び登場します。
王さまシリーズ珠玉の名作
★★★★★
「ぼくは王さま」シリーズの中でも特に読み応えがあって、お気に入りの一冊です。
文体が例によってリズミカルで。
ストーリーも風刺も効いていて、ずいぶん幅が広くてスケールが大きいです。
子供のとき読んでからずっと忘れられなくて、何度も何度も読んだ、大切な作品です。
内容的には異色作なのかもしれない・・・
話がほんの少し複雑か
★★★☆☆
なんとなくテーマや起承転結があやふやな感じがしましたが、そこそこ楽しめると思います。
エネルギーとか、なんで王様が二人になってしまったのかなど、やや複雑な描写があるのが気になります。
少し考えるので単純に物語に没頭できないかもしれません。
小学四年生くらいから