何とも独創的な
★★★★★
王さまシリーズの5巻目です。
この巻は、半分近くがタイトルにもなっている「めだまやきの化石」のお話で占められてます。
王さまが、城の庭で見つけためだまやきの化石からは、なんと小さな子象がどんどん生まれてきます。子象は、めだまやきが大好き!?
こんな象なら、誰でも大金を払ってでも手に入れたいと思います。
欲に目がくらんだ人たちのせいで、最後には大変なことに。
確かに、わがままで、いばりんぼう、なまけものな王さまですが、根が単純で、善人です。
それにくらべると周りの大人たちの、欲が深いこと。
ちょっと長くて、化石から子象がでてくるという、理解できない、独創的?な設定ですが、子供は、全く気にせず、楽しんでました。
うちの子はまだ、あまり長い本は読めないので、読んでやる親のほうは切れ目がなくてつらかったですが。
おすすめです。