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羽生善治の終盤術〈2〉基本だけでここまで出来る (最強将棋21)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 浅川書房
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確実に寄せきるためのドリル ★★★★★
 読んだ感じ、本書の主旨は妙手一発で逆転!ではなく、優勢の将棋を勝ちきるトレーニングに近いと思いました。アマでもうまく指せば勝てそうだけど、どう指すのか分からない、そんな局面から基本手筋と普通の手をフルに使いきって寄せに行きます。相手玉に食いついた後、確実に寄せきる練習にはピッタリの本です。
 『玉は下段に』『玉は左右からはさむ』などの有名な基本手筋を羽生さんがどの順番で組み合わせて使っていくか、また、手順前後するとどう紛れるか、というのをお手本(=正解)として示してくれているので、その手本どおりの順で寄っているかどうかを丁寧に確かめるだけでも相当な読みの練習になりました。
 まったく格言や手筋を覚えてないで読むと難しすぎると思いますので、ある程度、終盤戦の本を読んだ上で本書を読むのがいいでしょう。
かゆいところに手が届く本 ★★★★☆
前作の「攻めをつなぐ本」がなかなか良かったので購入。内容は、「玉は下段におとせ」など終盤の基本的な手筋を羽生さんの実戦の中で追体験していくもの。面白いとおもったのは、「実戦では基本手筋が何手か後にでてくるものです、5手先に手筋がありますので考えてください」という問題。基本的な手筋があらゆる角度からマスターできるよう工夫されていると感じた。詰将棋や必死などをこなすだけでは身につかない、「終盤の大局観」のようなものがみについてくると思う。基本手筋を3,4つ組み合わせるパターンもあるので、かなり読み応えがあると思います。