１番の演奏に関しては、ショパンコンクールで弾いた演奏の方がしっとりしてよい出来だと思う。１番の陰に隠れているような２番を冒頭に持って来たのは成功か。しっとりした曲想がバラードのようでもジャズのようでもあり、１番とは異なった魅力を放つ。ランランの繊細な演奏が曲の魅力を引き出している。

「のだめカンタービレ最終楽章」のＣＤを聴いてみて、改めてランランの演奏を聴いてみたくなって購入しました。
聴いてみて、やっぱり凄いと思ったのが、「のだめ」を意識して弾いた時とそうでないときの格差でしょうか。
「のだめ」の時はキャラクターを意識して、劇中で飛んだり跳ねたりと表現される演奏を心がけていて、こちらのＣＤでは正当な？ショパンの演奏を聴いた感じです。
ストレートで高等なテクニックを用いて表現されている音には驚きました。

本当は５つ星なのですが、価格が安い輸入版を選択してしまったのでパッケージ開けるときにがっちりと張り付いたシールを取る手間が非常に掛かったのでマイナス１つです。

ランランのピアノは素晴らしかったです♪