かなり読みづらいです
★★★☆☆
ラダーシリーズは、30冊近く読んでいて、あたりはずれがあるとわかってきました。これはハズレですね。単語は簡単なものばかりですが、意味が日本人にはとりづらいです。多読の初期に読んだら、挫折するかも。
物語も道徳的で、話はおもしろくないので、けっこううんざりしながら読みとおす感じでした。
個人的な見解としては、ラダーシリーズのレベル2はわりと難しいと思います。かえって、3のほうが読みやすいことも多いです。
この作品は、原作をしっているひとが多読のひとつとして読むにはOKですが、いきなり内容をしらずに読み始めると、しんどいと思います。似たレベルなら、同シリーズのマイケルジャクソン伝記かトムソーヤ、ハックルベリーフィンのほうが読みやすいですよ。
のどかさを失った『若草物語』
★★☆☆☆
『若草物語』の文学性が欠けています。
それもTOEICと癒着したことに由来するからでしょう。
すなわち多読・速読用に原作を編集したため、
例えば「CHAPTER10」ののどかな夏休みが駆け足で終わっており、
『若草物語』らしさが傷つけられています。
駆け足であるのは競走を信仰する昨今の社会を象徴していて、
不快感を感じました。
本書よりも翻訳版のほうをじっくり丁寧に読んだ方が良いと思います。
英語教材に最適
★★★★★
世界的に有名な名著「若草物語」これを英語で、しかもハリウッドの名優達の録音で楽しめる・・とても良い一冊です。
録音状態は、決して良いとは言えませんが、だからこそ味のある、場面が思い浮かぶ内容になっています。
ノスタルジックな気分にひたりつつ、英語の勉強が出来る・・おすすめの一冊です。