ビミョーな感じ
★★★☆☆
この本で著者が言いたかったことが何だったのか、実は良く判らない。
ただ、かの国に関する様々なメディアの殆どは、非難であれ賞賛であれ、
とにかく一辺倒であるような気がするから、このような力が抜けた感じの
「紀行文」(なのか?)もあっても良いのかも知れない。『〜の歩き方』
というタイトルは、「超」が付くほど有名な旅行ガイドブックのシリーズ
をイメージさせるが、著者にはそんな想いもあったのかも知れない。
でも、ガイドブック的な機能は期待できないけれども。
著者は「朝鮮半島研究家」と称しているようだが、ごくごく一般的な
市井人だと思って良いだろう。普通の人がかの国へ行って見て思った
ことのつれづれ…「感想文」だと思えば良いかも、です。