いよいよ天狗の郷へ。
今回は八大天狗の中の一の臣下、相模が前面に出てきます。
誰よりも匡のことを思い、忠誠心を捧げる姿がいいですね。
妻がいるのは残念というより、むしろ相模の魅力を増す要素になっています。

意外なキャラのあやめも一途に夫を愛する気持ちが可愛らしく、また、臣下の妻としての凜とした態度（それも相模を深く愛するがゆえでしょう）が共感を呼びます。

権謀術数渦巻く世界で果たして実沙緒と匡は想いを貫くことができるのか……。
「神様　この人が愛しい　この人のすべてが愛しいです」という実沙緒の心の叫びが切なく胸に響きます。

これだけドラマティックな展開になってきてるのに、相変わらずギャグも冴えてます。
官能的なシーンもちゃんとあって、
「一度でも知ってしまったら、知らなかった頃には戻れない」
そのジレンマがまたそそります。

こういう作品が苦手という方もいらっしゃるでしょうが、ハマる人はハマると思います。私はすごくハマってます。

他の方は、絶賛されていますが、私はどうも苦手です。ストーリーがあまりに現実離れしすぎていて、引き込まれないし、ついていけないです。

一難去ってまた一難。
二人の幸せはいつ来るんでしょうね。今回は第5巻です。
相模さんに妻がいたり、本名があったりと…。
そして、天狗の郷が今回出てきます。またも二人の仲を引き裂こうとする怪しい影。
早く二人に幸せが訪れることを祈りつつ、第6巻を待ちたいと思います。

4巻までで仙果録の話が一段落ついて、5巻は相模目線から始まります。
落ち着いたクールビューティー感は妻帯者故かと妙に納得。

忠信さんの忠告と天狗の当主としての役目の板挟みを打破するために、実沙緒を連れて天狗の郷へ行くことに。
天狗の郷は普通に和風の街並みなのに、恋愛表現は欧米スタイルで笑えました。
相模ってこういうキャラに見えなかったけどw

新たなキャラも登場して話は進展するけど肝心の仙果録の内容、仙果録を盗んだ妖の正体と
その思惑etc…何も解決してなくて少しヤキモキします。
個人的にはチビッ子達＆前鬼が好きだからもっと出番を増やしてもらいたいデス!!

忠信の助言からますますミサオを抱くことが出来なくなってしまった匡
このままでは当主の座もいずれ追われることもあるため、ミサオを連れて天狗の郷へ
二人が幸せにいられる方法は見つかるのか!?
だいぶ進んできましたが、ここで八大天狗の一人・相模に妻がいることが発覚〜
匡の従姉でもあるあやめさんは病がちながらも旦那さまへのラブパワーがカワイイ!!
二人のご夫妻ぶりが微笑ましくてちょっと重めになりがちなところですっごく救われます
同様に忠信・蓮子さんカップルもちょびっと出てまして嬉しかったデス(笑)
その重め〜な主役二人ですが、匡が子供の時に傷だらけになりながら水鏡でミサオを見つめているエピソードはうわ〜ってきましたね(涙)

第２章　13話〜16話+αが収録されています
罠にはまってけっこうピンチ!?気になります〜！