買えるうちに買っといたほうがいいと思います
★★★★☆
短期間で消えたこのグループ。今では写真だけでも貴重なので、ファンだった方は出回っているうちに購入されることをおすすめします。ただ残念なことに、メジャーからリリースされたSINCE YESTERDAYの12"SINGLEでSUNDAY MORNING(ヴェルヴェットのカバー)を取り上げていたのですが、これがまさに絶品でCD化されていないままなのでは、と思われますが解りません。伝説の名曲を、静かに牧歌的なハーモニーで歌い上げる極上の出来でした。まだ知名度がない時だったので、A面はヒットしそうだけどB面が最高にいい、との声も多くありました。インディー時代のものも少しありましたが、これはメジャー音源なので、今後もいろいろな方面で要チェックの必要ありです。
気付かなかったラッキー
★★★★☆
収録曲が既発アルバム「ふたりのイエスタディ +9」から4曲抜けていて、
かつ変な曲順(前半はシングル曲だけど発売順じゃない)なので
今までのCDを持っているファンとしては買う必要がないように思った。
けれども大好きなのでコレクションとして買ってみた。でも買って正解。
なんと「I Can Feel」がシングルバージョンじゃなく、demoバージョンなんです!
このバージョンは初めて聞いたし、そもそも存在を知らなかった。
ファンやマニアにはおすすめです。この1曲のためだけですが・・・
古びないエレポップ
★★★★★
アルバム一枚で解散したストロベリー・スウィッチブレイドのベストということですが、何しろ短期間で解散した上、日本盤で「ふたりのイエスタディ +9 」という形でもリリースされていて、曲はほぼ被っているので、特にこのベストをオススメというわけではありません。ただ価格のほうは、こちらは1000円ちょっとと安いので、選択肢としてはいいかなと思います。
楽曲のクオリティのほうは、本当に素晴らしいエレポップで、元々グラスゴー出身ということで、スコティッシュな流麗なメロディは今聴いても、純粋に良い曲揃いです。M2"TREES AND FLOWERS"はフリッパーズの「ヘッド博士」の"ドルフィン・ソング"の元ネタでもあります。
スバル・レックス・コンビのCFソングとなった井上大輔との共作「エクスタシー」が収録されていないのは、確かに残念ですが、日本独占発売のシングルだったわけで、UK盤の本作に入ってないのは、仕方のないところでしょう。
私の中の一枚
★★★★☆
ストロベリー・スィッチブレイドはスコットランドのグラスゴー出身の女性デュオ。
結成から解散までが3年、実質活動はわずか1年半と実に短かった。
突如として脚光を浴び、またたく間にセンショーナルな存在になったのだ。
水玉模様を基調にサイケなファッション、派手で毒々しいメイクのヴィジュアルだったが、サウンドはエレクトロニクスを多用しながらもトラッドな香りのするアコースティック感覚なコーラスでキュートなポップスだった。
'83年に#2(全英44位)でデビュー。#1が全英5位の大ヒットとなる。その後も#4(全英59位)、日本のみで#3、#5(全英53位)、#16とシングル・カットされた。
日本では個人的大好きな「エクスタシー」シングルになりヒットしたもののこのベスト盤には収録されてないので残念です!この曲は日本独自に製作された曲なので仕方がないものの。。
しかし今回、リマスターされ音質もクリアになっており見事に懐かしい佳曲が見事によみがえるオススメ盤です。