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おそ松くん (1) (竹書房文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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最初はホームドラマ。 ★★★★★
「おそ松くん」は大好きだったので、全部読んでいるはずなのですが、時間が経つと覚えていないものです。
初めて読む漫画のようで新鮮でした。
気がついたのですが、最初の頃は6つ子と父さん、母さんのやりとりがメインの家庭内コントのような感じだったんですね。
お母さん子で、甘えん坊だったという赤塚さんの憧れた賑やかな家庭の姿だったのかも知れないと思いました。
まだチビ太やイヤミやハタ坊は生まれていないです。
チビ太のような子供が、友人の弟や、八百屋の倅で登場します。
おそ松は、結構悪戯好きで、意地悪な性格ですよ。
なつかしさもありますが、赤塚氏の漫画は本当に面白いです。不滅ですね、ちょっと大袈裟ですが。
名作がずらり ★★★★☆
「イヤミはひとり風の中」「オメガのジョーを消せ」「チビ太の金庫破り」
など、名作が幾つか収められている。
しかし、なぜこの話がないんだろう?とも思った。
例えば「下町のチビ太キッド物語」「チビ太の花のいのち」など。
「チビ太の金庫破り」を読んでいて思ったんだが、この話は何度か書き直されているのだろうか?
以前読んだときと、絵が違う気がするのだ。
この本に載っている方は、何だか新しいという気がする。
設定も違っているような・・・金庫に閉じ込められたのは、おそ松たちだったはず、この話ではトトコになっている。
「イヤミはひとり風の中」も「チビ太の金庫破り」も、この1冊に。 ★★★★★
ドタバタというよりは、スラップスティック。『おそ松くん』の軽さ、明るさは、連載当時、かなり斬新だったことだろう。加えて、登場人物たちの前向きな力強さ(とりわけ、イヤミやチビ太のバイタリティーは、生きる上で大いに見習いたいところだ)。その根底には赤塚先生なりの“生きるものへの讃歌”があるように思う。だからこそ、笑いの中に一瞬、強く心を揺さぶるコマを登場させたりできたのだろう。

この本には『週刊少年サンデー』連載分からのより抜き15編―第1話を含む―に加え、“泣ける赤塚マンガ”として人気の高い「イヤミはひとり風の中」、赤塚先生自身が『おそ松くん』マイベスト1に挙げていた「チビ太の金庫破り」(『週刊少年キング』掲載のリメイク版で収録)、そしてハードボイルドな「オメガのジョーを消せ」も収録。特に、浪人イヤミが目の見えない少女のために奮闘する時代劇「イヤミはひとり風の中」(『おそ松くん (18) 』にも収録)は泣けるだけでなく、本当に素晴らしい一編に仕上がっている。ぜひご一読を。

なお、この名作選シリーズ、カバーイラスト/デザインは和田誠氏が担当している。
黄金の赤塚スタイル ★★★★★
六つ子というワンアイディアから離陸して
次第にチビ他、イヤミなど脇役が活躍しだす、これぞ赤塚マンガといったドタバタギャグ。

赤塚キャラは反骨心が旺盛だが英雄的ということはなく
テメェ勝手で残酷、思慮が浅くて激情的、或いは痴呆的に抜けていたりする。
ただ、読むと実に痛快で、ある種突き放したような感覚に逆に癒されるというか、スカッと気が晴れる思いがする。

時代を反映した懐かしさもある。
が、悪役が悪い事をする理由を説明的に語りだすような近年の漫画の中にあると
むしろインパクトが増している描写も少なくない。

世代を超えて読めるエッジのきいた名作。
団塊世代の少年時代 ★★★★★
 おそ松くんが読んでみたいと思った。少年週刊誌が幾つか刊行され、友達と相談して彼はサンデー、私はマガジンを購入して交換して読もうと言う事になった。初めての雑誌、お菓子の箱入れてとても大切にしまった。でも週刊誌はすぐに増えて祖母の部屋の床の間に積みあがっていった。私はサンデーに連載される漫画の方が好きで、いつしかサンデーを購読するようになった。雑誌の懸賞、通信販売、私の少年時代は少年週刊誌をなくしては語れないのかも知れない。その中で一番思い出すのがおそ松くんである。1巻から買い始めて読むと覚えている話も多い。漫画のストーリーとあわせて少年時代が蘇ってくる。大学生の息子にも、おとうさんが子供時代に読んだ漫画だと渡すと、面白がって読んでいる。間も無くシリーズ完結。昔読んだ団塊世代は揃えておくと老後懐かしいと思う。