ニューヨークに実在するクラブ・バーを舞台に
田舎から夢を実現するために出てきた女性主人公が
都会の厳しさの洗礼に遭いながらも恋愛やビジネスに
目覚めていく様を描いた映画でして。

まさにアメリカンドリームな一本。

主人公もカワイイけれど、脇を固めるコヨーテたちも
それぞれ個性的で、ハツラツとしていて、とってもGOOD!

劇中歌を唄うリアン・ライムスの雰囲気も抜群で、
さすが、ジェリー・ブラッカイマープロデュースの
青春映画ですねっ。

主人公のパイパー・ペラーボはとっても自然で良い演技だと
思うよ。彼女、もっといろいろ出てもいいのにな〜。

好きな女優さんの一人ですっ。

明日の活躍を目指し新たな環境に進んだヴァイオレット。しかし彼女は人前で歌うことが怖くて歌えない。
アスリートにも、そんな状況名選手が無数に、います。彼氏を監督、コーチに置き換え、友人をチームメイトに置き換えて
見ると、才能は有るのに自分に自信が持てないで、何度もチャンスをつぶし、いよいよここが最後だからと、バワリーでの
イントロの場面では、手に汗を握って、見つめた。ためらって暗くなったときに、視野に入ってきたのが、彼ケヴィン
暗い中で静かに歌いだすヴァイオレットのこの場面。ひるんでもいい。一歩前に踏み出せば華やかなスポットライトを浴びるシーンが君を待っているんだから。多くの明日を目指すアスリートに一歩前に踏み出す有機を教えてくれる映画です。
主題歌のキャントファイトザムーンライトも、悩みを抱えたアスリートには最高の音楽です。

他の方達もレビューしている様に、田舎から都会へ出てソング・ライターを
夢見る少女の話なので、まぁありきたりなストーリーではあるのですが
舞台が本当にNYに実在するバーの話と言う事にまずビックリ！！
あんな楽しいバーがあれば私でも毎日通いたくなってしまいそうです。
ちょっと今でも垢抜けないパイパー・ペラーボですが、当時は可愛いと思ったものです。
でも、実際は映画のようには成功はしてない様ですが・・・。

後、何よりも良いのはサントラですね！！
映画そのものよりも、音楽のセンスがとても素晴らしくて、
元気が欲しい時には「CAN’T FIGHT THE MOONLIGHT」が最高です。
何か自分も前向きに頑張れるぞって感じになります！

ストーリー自体は最高とはいえないのですが、
実際に俳優達が本物のバーテンにビンを回したり等の
テクニックを指導されて実演していた事には、脱帽してしまいます！！
何故かこの音楽とパワフルなダンスと「コヨーテ・アグリー」に惹きつけられて、何度も観てしまいます。
オーナーはホントに凄い名前を店に付けたと思います。
（昔を思えば、ちょっとうんうん、あるある・・・って言いたくなる？！）
是非、サントラの「モア・コヨーテ・アグリー [Soundtrack] 」もオススメです。

アメリカ映画にありがちなサクセスストーリーの典型的映画。
だが、流石アメリカ。そんな事じゃ終わらない。
内容はニューヨークに実在するバーで働くシンガーソングライターの話しだが
女の魅力を存分に堪能出来る作品。
そんなB級映画にハリウッド女優が出るはずも無い。
実は、この映画のメンバーは全員素人の女優さん達。
だから出せる臨場感や恋愛観がモロ見えで共感が持てる。
テンポもよく話しも充実しているし、本物の「アメリカ」が見えそうで
追いかけてくるサウンドに圧倒される事間違いなし！

パイパー演じるヴァイオレットが、そのままパイパーの本来の姿なんじゃないか、と思ってしまうくらいマッチしている。実際彼女も田舎町から出てきたそうだが。
彼女の周りのリル、キャミーなども強烈な個性の持ち主で、コレを見てコヨーテ・アグリーに行きたい！と思わないはずがない。ダンスは思わずのってしまいそうになる程良い！ラテン大好きな子は見るべき！