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日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時 (朝日文庫)

価格: ¥588
カテゴリ: 文庫
ブランド: 朝日新聞社
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緊迫はしていますが… ★★★☆☆
タイトルどおりの内容です。
克明に書こうという姿勢はわかりますが、あまりに多くの人間がごちゃごちゃと入れ替わり立ち代りするので、なんとなくで読み終わってしまいました。
もう少し、出てくる人間を絞って、深く追ってくれたらなと思っています。
記者の立場からではあるけれど・・・ ★★★★★
正直、最初読み始めは理解しづらい文章でしたが、(記者達の名前が多数出てきて、社内の人ならわかるけれど読者には誰だ誰だか・・)読み進めていくうちにマスコミ批判の多い今、少し考えが変りました。

確かに、家族を亡くして悲しみに暮れている遺族にインタビューは酷です。
しかし読んでいくうちにこの悲しみを世間に知らせたり、証拠として残す義務を記者達は理解しているのです。

私達は事件が起きてても、テレビやラジオ・インターネットで情報を知ります。
その裏で記者本人達も二次遭難と背中合わせでこの事件の真相を一刻も早く世間に知らせるために不眠不休で取材した姿をやはり一般の人も知っておくべきだと感じました。

誰かが動かなければ情報を知ることは出来ない。しかし、動いた記者達の心情や努力も少しは理解してあげなければ、私達が普段当たり前に知る情報が薄っぺらいものになるのではないでしょうか。

ぜひ、読んでもらいたい一冊です。
1985年、夏。 ★★★★★
1985年の夏、日航機での痛ましい事故が起きた。自分はまだ高校生だった。社会人になってしばらく経ったある日、この本を手にした。そこには3人のパイロットの30分に渡るボイスレコーダーの記録がありのまま再現されていた。そしてまた、客室の様子も生々しく記されていた。そして知った。パイロットたちが、もう駄目かもしれないと思いつつも懸命にコントロールの利かない機体を立て直そうとしていたことを。最後まで恐怖に押しつぶされることなく、生きる努力をしたということを。・・・ボイスレコーダーの記録は、衝突音と叫び声を最後に途絶えていた。この痛ましい事故については他にもいろいろと本を読んだが、これが一番最初に読んだ事故の記録。ボイスレコーダーの記録を読む度に今も泣けてくる。
自ら綴ったプロジェクトX ★★☆☆☆
読み始めてからいきなり拍子抜けした。
確かにサブタイトルは『朝日新聞の二十四時』だが、
終始、新聞社の社員がどのように緊迫し苦労したかが
綴られているだけである。

報道機関らしい資料も確かにあるが、
警察や消防から簡単に手に入れられる類のものだろう。

自分たちの苦労に盛り上がって、本にまでしてしまうには
不適切な題材であると思う。
あとがきも自分たちを肯定する言葉ばかりで、もっとあるべき
反省の言葉はほぼなかった。企業の言い訳文を読んでいる気分であった。
そのあたりに違和感を感じる。
物言えるマスコミでよかったねと。

日航機墜落については、もっと違う書き方が出来たと思うし、
するべきであると思う。

資料として読むには良いと思うが、
吉岡忍氏の『墜落の夏』の方が臨場感がある上、誠意を感じる。

新聞社の視点 ★★★★☆
航空機史上最悪の事故といわれる日航ジャンボ機の墜落事故。
本書は朝日新聞社の取材を通じて事故の顛末を詳細に追っています。
事故現場の特定に右往左往する様子や、被害者遺族に対して取材をする
記者の苦悩など、現場の人間しか知りえない事情が事細かに描かれている点は非常に興味深いです。
身内自慢的な部分が鼻に付く所もありますが、歴史に残る大惨事を
記録したドキュメントとしてはかなりの価値を持っていると思います。