この本の中に書かれている事件は、日本では想像できないような凶悪なものばかりでした。何十人もの人を殺した殺人犯や、巻頭に載っている写真には驚きました。でも一番驚いたのは、著者である元FBI捜査官による「プロファイリング」の技法。殺人現場に残った写真や証拠で犯人の特徴だけでなく、私生活の予想までできるところ、またそれがほとんど当てはまっているところに驚きました。最近日本でも犯罪は増えてきています。日本でも「プロファイリング」を実行してみれば、という気持ちになりました。
まだ解決されていない世田谷一家殺害事件など、証拠がたくさん現場に残っている事件にこの「プロファイリング」は役に立つのではないか?と思いました。
また、この本は日本での事件例も何点か載っているので身近に感じやすいのではないかと思います。ぜひ読んでください。