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殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件 (新潮文庫)

価格: ¥546
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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むごい・・・ ★★★☆☆
読んでいて、具合が悪くなりました。

犯罪者たちが、育った環境の中で、
そうなるべくして、犯罪者になったのか、
それとも、もともと生まれついた性格が大きく影響しているのか
・・・そんなことをしばらく考えていました。

虐待されていた、昔から粗暴だった、
育った時代がそうだった・・・・だけでは
到底説明がつかない、人として本来備わっているはずのものが、
彼らには(たぶん家族にも)ないような気がしました。

犯罪者への道を、先祖代々受け継ぎ
ゆっくりと時間をかけて歩んだそれが、
たまたまあるところで、事件として表面化した・・・・
(いつそうなってもおかしくなかった)
それが、たまたまその犯人だった、
そんな気がしました。
後味の悪い本でした ★☆☆☆☆
他の方も言っていますが、この本に書いてあること全てを鵜呑みにするのは私も危険だと思いました。
宅間守の父親についても、アル中で異常に映る発言の数々が、書かれていた。しかし守の度重なる家庭内暴力や犯罪に、兄は自殺。母親は精神病に追い込まれてしまった事を考えると、父親も、追い詰められた結果、最後あんなふうになってしまったのかもしれないという気がした。初めから鬼畜のような父だった訳ではなく。確かに父母ともに変わった人だったかもしれないが、兄は真面目な公務員だったし、鬼畜のような人が、精神病になった妻を見捨てずに介護なんかするだろうか?数々の異常な発言をしている事についても、しらふで、正常な状態だった訳ではなく、ぐでんぐでんに酔っていたんじゃないか?そんな気がする。
神戸「女子中学生」手錠放置事件は、加害者については、触れていないのに被害者家族を断罪するような内容で嫌な感じがした。
特に被害者の小学生の妹の目つきの悪さが尋常じゃなかったような事が書いてあり、あまりにも可哀想だとおもった。
事件の裏側は小説より怖し。 ★★★★★
平成12年から13年頃の事件が9件、まだ記憶も新しい大阪「池田小」児童殺傷事件、恵庭「社内恋愛」絞殺事件、池袋「通り魔」連続殺傷事件、神戸「女子中学生」手錠放置事件その他の犯人、生い立ちから境遇、またその周りの状況、環境を詳細に追っている。ニュースは勿論のこと、週刊誌でもここまでは書いていない内容に驚き、またその犯人の内側や家庭内は推理小説や恐怖小説よりずっと怖い。そもそもこういう犯罪者になる多くはやはり元から家庭環境が壊れている。また貧困であったり、いじめられ、引きこもりであったり、或いは異常な可愛がりや過保護、甘やかし、家庭内のこういう現象が犯罪者を作ってしまうケースが多そう。この執筆者達の文章はうまく、ドキュメンタリーとして良く描かれている。
ニュースでは知ることができない裏側! ★★★★★
「大阪池田小児童殺傷事件」
「尼崎実子虐待致死事件」
「月ヶ瀬村拉致撲殺事件」
「神戸女子中学生手錠放置事件」
「池袋通り魔連続殺傷事件」
「恵庭OL殺人事件」
・・・など世間を震撼させた9つの凶悪事件のドキュメント。

つい最近、
札幌で起きた「恵庭OL殺人事件」について関連する裁判で、
この『殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件』の出版差し止めの判決がおりました!

しかし、出版元の新潮社は即刻控訴。
この本が買えなくなる前に買おう!ということで買いましたよ〜。

期待を裏切らず、面白かった☆
☆5つ
つらい内容だが、できるだけ目をそらさずに学びたい。 ★★★★★
この本に載っているうちの一つの事件についての裁判を傍聴する機会を得た。この本を読んでいたおかげで、どの部分に関する話かなどの流れがわかった。このような事件を起こしながら、罪を認めない容疑者。またその容疑者をだらだらと弁護する側こそが悪人のように思えて仕方がなかった。気が滅入るほどの世界。でもこれが現実。

被害者の霊と、ご遺族の感情を少しでも救える世の中になっていって欲しいと願わずにいられない。誰も、望んで被害者や被害者遺族になるわけではないのだから。

読みやすくするための脚色はあるのかもしれないが、犯罪を糾弾する姿勢に対しての星5つです。