模試の前の特訓向けの本です。
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TOEICの落とし穴や攻略ポイントを習得できる良本です。
具体的に、Chapter1ではどういう表現が頻出して、そのどこに気をつけるか、
しっかりと書いてあります。また、私も5月に受験してきましたが、そのポイントは的中しました。
しかし、それらのポイントは、テストだけのテクニックではなく、
日本語であれば、感覚的にできてしまっていて気がつかないもの、
つまり、会話や読解においても必要なものだと思いますので、
ららら さんもおっしゃるように、英語が苦手な方(多少の実力は必要)でも
上達のきっかけになりえる本だと思います。
ただ、実際にTOEICで高得点を狙うには、1問1問に対するスピードが要求されます。
この本はあくまでもポイント攻略集でして、模擬試験集ではありません。
この本の後、模擬試験集にチャレンジしてみて下さい。
恐らく、一段階上の得点をGETするはずです。
新TOEICテスト受験者の必需品★
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本書は、「やり通す」ことのできるテキストだと思います。新TOEICテスト対策を始めようと思っている人は必携です。
私自身は、次回の新TOEICに備えて、何か一冊終わらせよう!と思い、良書を探していたところ、このブルーとブラックのデザインに魅かれ、本書を購入しました。
本書の大きな特徴は、50の「攻略ポイント」を設定している点です。全体の構成は・・・
Chapter.1ではリスニングの「攻略ポイント(1から25まで)」
Chapter.2ではリスニングの演習
Chapter.3ではリーディングの「攻略ポイント(26から50まで)」
Chapter.4ではリーディングの演習
となっており、リスニング・リーディングが半分ずつとなっています。個々のポイントは下のような流れで学習します。
(1)攻略ポイント→(2)問題→(3)ビジュアル解説
私はリスニングとリーディングをバランス良く進めたかったので、まず平日に1章と3章を同時に「攻略ポイント」を5つずつ進めました(1日1時間学習)。50個のポイントを終えたところで、週末に、2章と4章の「徹底トレーニング」をやり通しました(約6時間)。
徹底トレーニングをやってみたときに、「攻略ポイント」の便利さに気づきます。意識的に英文に向き合えるようになると、「こういう箇所が重要=設問への解答」がわかるようになります。理解する→得点できるというプロセスが肌で実感できます。
「730点突破」となってますが、英語の得意でない人にも薦めてみたい一冊です。苦手な人でも、試験まえに「攻略ポイント」を読みとおすだけでも得点アップが見込めるはずですので試してみてください。