大手雑誌で描くと奥さんが専業主婦になる
★★★★☆
2巻からは漫画家として順調な生活をしているため、1巻のように湿っぽくつきまとう不安値や自虐っぽさはないだろうと思っていた。しかし2巻では図に乗る漫画家の自分の図にのり加減に対する自虐にあふれていた(笑。
そしてあちこちの出版社でのかけひき。こういうメディア業界では今日約束したことも、明日になれば反故になっていることはよくあるし、描いている雑誌や出版社が急につぶれることもある。なにより自分に力がなくなれば即失業と言う世界なので、姑息保身に回るのはわが身を省みてもよくわかる。
私だって同じ立場ならいつ大手にきられるかわからないから、小規模出版社の縁だってきりたくは無い。しかしそれによって大手を怒らせたくもない。自分がどれだけ売れているかアピールして仕事をとるのは間違っていないがそれがネタになるとは思わなかった。
そういえば奥さんはすでに仕事をやめ専業主婦になっているらしい。大手雑誌で漫画家になるとはこういう生活になるのか、と改めて思う。
平凡な生活の中にも山や谷はあるのです。
★★★★☆
第一巻が本編186頁までで25話収録、本巻(第二巻)は同136頁の分量で31話収録なので、一話当たりの頁数はかなり減ったが、その分各話間のテンポとキレはよくなったような気がする。相変わらず、奥様のキャラ立ちで読ませる一書。(第40〜42話の「妻の実家の巻」が、こんなことあるあるっぽくてよかった。)今後も楽しみ。
僕の小規模な生活 2巻
★★★☆☆
作者の今やリア充でありながら、過去からくる鬱屈感に
ついつい共感してしまい手に取っている1冊。
この手の題材を週間連載でこれだけ引っ張れる作者の力量は凄いと思う。
場面転換や内心の描写にハッとさせられることが度々あり
ワンパターンになりがちな題材でも
読み進められる原動力なっているように感じる。
それでもやはり、マンネリ感は否めない。
数年後は家族旅漫画をまったり書くような
つまらない漫画家になってしまわないかと
人事ながら少し心配になったりもする。
これも買ったっちゃんね
★★★★★
「モーニング」の連載が(書きためのため)休載中なので、その間の生活費を補填するために(?)フライングぎみに発売された、ちょっとスリムな第2巻。カバーもゴージャスになりました。
福満さんと奥さまとのやり取りはあいかわらずおもしろいのですが、「妻の実家」編で初登場のお義父さまがかもし出す「いいひとオーラ」もみどころです。(バイリンガルふきだし付き)
現実はフィクションよりもおもしろく、フィクションは現実よりもリアルに。
・・・自ら進んで減ページを要求する漫画家さんって、かなりレアだと思いますけど。
1巻分だけで充分なような
★★★☆☆
作者の『僕の小規模な失敗』『うちの妻ってどうでしょう?』『生活』や
この作品の1巻が面白かったのでこの2巻も買ってみたのですが、
面白かったものの少々飽きもしました。
さすがに、編集者とのやり取りや妻のネタばかりを繰り返されても
いくら身辺雑記「ほのぼのエッセイ漫画」だとはいえ、ネタ不足マンネリの気味は否めません。
漫画家稼業が軌道に乗って生活が安定してきたゆえ、皮肉にも、
読み物としてスリリングさが減った感もあります。
こういう私小説的形式の漫画の限界みたいなものが見えてくる気がしました。
面白い作家さんだと思いますので新たな展開を期待します。
順喫茶
★★★★★
マンガ家の「僕」とその妻の日常を、赤裸々に描いたエッセイマンガです。平凡な日常にも様々なドラマがあると感じさせてくれます。