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最新版 国際公務員を目指す留学と就職

価格: ¥38
カテゴリ: 単行本
ブランド: アルク
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豊富な情報量 ★★★★☆
本書は作者も留学経験・国際機関勤務経験があるようで、非常に実践的な内容となっている。特徴は主に3つある。①アメリカ・イギリスの大学院の内容が日本語で得られる。留学希望者の情報収集は難しいのでそれを助けてくれる。②専攻別の内容はわかりやすい。国際機関で求められている専門分野の特徴をのべ、その専攻がある大学院のリストはかなり有効。③現在・過去において国際機関勤務者のコラムがあり、どういう職場なのか、どのような経歴が求められているのかがわかりやすい。以上が特徴だが、足りない点は合格者のプロフィールをもう少し詳しくのせてほしかったといえる。
役に立つ本 ★★★★☆
インターネットがここまで普及したとはいえ、国連への就職に関する情報をここまで体系的にまとめている本はほかにはない。国連に就職を考えている人々には非常に役に立つはず。

一方で、非効率、官僚化とうの国連が様々な問題が指摘されている今日、やはりある程度国連に対する否定的な見解も合わせて掲載することも望まれる。

個人的に残念 ★★★☆☆
初版が力作なので改訂版にも期待していたのに、今回は取材不足ですね。噂や伝聞をそのままワープロ打ちしたような記述も初版に比べて目立つ感じ(特に待遇面)。個人的に残念。でも、機構改革に伴うリストラと人事制度変更で混乱した90年代の国際機関を取り巻く情勢を考えると、この程度のまとまり具合で上出来なのかも。

大好きな企画なので次回の版に期待。けれど、2~5年の定期雇用契約が一般になりつつあり「キャリアとして国際公務員」はこれからなくなっていき「国際公務員を目指す」ということが時代遅れのモチベーションになる可能性もあるから、難しい課題でもあるかも。

でも、やはり「一回は国際機関で勤めてみたい」という人には必読の書。批判的に読むことをお勧め。

国際協力 ★★★★☆
国連機関活動内容、またその職種に必要・関連する専攻科目などが機関ごとに分かれてが書いてあるので、自分に合うまたは興味のある機関を調べることができる。また、国際関係、開発学に強い大学の案内が、一部だがプログラム内容も含めて日本語で説明されているので留学を考えている人は読んでおくと便利。 留学を考えている人に限らず、国際協力(特に国連)に興味があるなら、読んで損はないと思う。
国際機関で働きたい人、必読の一冊 ★★★★★
「国連とはいったいどんな組織なのか?」「どんな機関があり、職員はどんな待遇でどんな仕事をしているのか?」「国連職員になるにはどんな選考や試験があるのか?」「合格するためにはどんな能力や知識が必要で、それはどうすれば得られるのか?」……こういった知っているようで実は知られていない国連で働くための情報と、国連を目指してスキルアップするためのノウハウをまとめた、国際社会を切り拓こうとする日本人を応援する一冊です。国連職員になるためには、修士号レベル以上の専門知識・技能、および関連分野での実務経験と、国連で働くのに十分なコミュニケーション能力が要求され、現状では留学せずに国連職員になるのは非常に難しいといえます。現在、国連の活動として、開発途上国の社会的・経済的な基盤を整備する事業が大きな比重を占めていますが、アメリカやイギリスの大学院では開発途上国の実情に即したきわめて実践的な授業が行われており、こうした分野を勉強してきた人が採用される可能性が高いのです。本書には、こうした大学院、さらに国連・国際機関の再新情報を得るための、URLを掲載しました。ほとんどの国連・国際機関、大学院がホームページを持ち、ホームページ上で空席公告を行い、直接応募できる機関も数多い状況に対応しています。