映画があまりに素晴らしくつい買ってしまいました
★★★☆☆
映画のほうは、07年の日本映画は数おおくみましたが、その中で間違いなく本年トップ3のできばえの、快作です。少年アイスホッケーもの、そのエースとフィギュア選手の少女とのせつない初恋、そしてセカチュウの森山未来さんが監督のこのチームが、難病のその少女のためにも全北海道大会で奇跡のような旋風をまきおこす。。。実はこどもにせがまれあんまし期待しないでみたのですが、観終えると、こどもとかみさんと一家3人で、みんなで評価一致の星5つ、心底、感動してしまいました。
思わずかってしまったこのCDは、クリスマスソング、マイケル・ジャクソンの若き日の歌声ではじまります。重要な挿入歌になっている70年代グラムロックの大物Tレックスのメガヒット”メタル・グルー”は初々しいデートの場面をも盛り上げてくれ、限りなく印象的に、心に残りました。うちのこどももこの曲覚えてしまいました。うまれる25年くらい前の曲なのに。そのほかアイスホッケーシーンのリズミカルなBGMから 主題歌のレミオロメンの爽快な、すばらしいエンデイングテーマまで、時空を超えた幅広い音色が楽しめます。CDだけかったらさすがにわかりずらいでしょうけど、この映画を見て感動したかたには、あの感激をもう一度、というやつです。映画みたひとには星4か5かもしれません。
映画のほうは、DVDがでたらぜひ買って、もう一度みたいほどの作品です。キャッチコピー“本当の奇跡は、一番最後にやってくる”という意味はアイスホッケー大会の結果のさらにあと、映画の、本当の、最後の最後に、わかるのですが、しみじみ感動で、じ〜んとこさせられました。年齢や組み合わせ(家族でもひとりでもカップルでも)に関係なく、ぜひ多くのかたにみていただきたい、本当に、感動できる、素晴らしい映画です。