勝手に映画紹介 7&Y版
★★★☆☆
「ロッカーズ」に続く陣内孝則の監督作品で、アイスホッケーを題材にしたスポーツもの。
「ロッカーズ」の主人公たち同様に、森山未來のうざいくらいのテンションにトレンディドラマ時代の陣内考則の姿がダブルよね…そのまんま「愛しあってるか~い」とかセリフが出てきてもおかしくないだろ、教師役だったし。タップダンサーを挫折した主人公が、偶然、ホッケーコーチになってしまったということで、最初の方で、タップのリズムを利用して、戦略を練るあたりのアイデアは上手いと思ったのだが…最後の最後まで試合中に踊り狂ってる姿は、なんだか途中で飽きてしまった。
「飛べないアヒル」に、流行りの難病ものとか、とにかく色々なものを詰め込んでるので、ちょっとごった煮感があり…大筋のベタな展開だけでも充分感動させることができるだろうに、余計なギャグや無駄な伏線をちりばめすぎて、この内容で2時間を超えてしまっているのが勿体ないかと…。「ロッカーズ」の時にも感じたんだけど、ギャグのセンスが微妙にチャウ・シンチーみたい。