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スマイル 聖夜の奇跡 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
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陣内孝則の2度目の監督作。前作『ロッカーズ ROCKERS』の時は、自分の青春時代をベースにした自伝的作品であったが、今回は自分の息子が子供の頃からアイスホッケーはやっていたものの、本当の意味で物語をキッチリ練り(なにしろ脚本も手掛けているのだ)キッチリ演出をした、いわば初キッチリ監督作と呼べるもの。監督としての真価が問われる作品である。ではどうだったのか。結論は決して出来が良いわけではない。が、すごく陣内監督らしさがにじみ出た好感の持てる作品だった。『ロッカーズ』の時も感じたが、映画全面に陣内さんのニンマリとした独特の笑顔が透けて見えるような作品なのだ。面白いくらいに子供たちの演技も陣内さんに似てれば(演出しているから当たり前なのだが)、監督には演出的にはほとんど放っておかれたという主人公・森山未來の演技までどことなく俳優・陣内に似ている(ちなみに本人からは全くそれは意識していなかったと聞いた)。普通はいろんな人の意見や思惑が入り交じってしまうものだが“純正陣内”って感じでそれが心地よい。前半がまるでコントのような展開があったり、突然ドキュメント調っぽくなったり、バランス感は決して良くはないのだが、嬉しいくらいに監督の想いが伝わってくるからそんな技巧なんぞはどうでも良くなってしまうのだ。変に上手に撮ろうとして監督の想いが見えてこない作品なんかより、ずっと素晴らしい映画である。(横森文)
勝手に映画紹介 7&Y版 ★★★☆☆
「ロッカーズ」に続く陣内孝則の監督作品で、アイスホッケーを題材にしたスポーツもの。

「ロッカーズ」の主人公たち同様に、森山未來のうざいくらいのテンションにトレンディドラマ時代の陣内考則の姿がダブルよね…そのまんま「愛しあってるか~い」とかセリフが出てきてもおかしくないだろ、教師役だったし。タップダンサーを挫折した主人公が、偶然、ホッケーコーチになってしまったということで、最初の方で、タップのリズムを利用して、戦略を練るあたりのアイデアは上手いと思ったのだが…最後の最後まで試合中に踊り狂ってる姿は、なんだか途中で飽きてしまった。

「飛べないアヒル」に、流行りの難病ものとか、とにかく色々なものを詰め込んでるので、ちょっとごった煮感があり…大筋のベタな展開だけでも充分感動させることができるだろうに、余計なギャグや無駄な伏線をちりばめすぎて、この内容で2時間を超えてしまっているのが勿体ないかと…。「ロッカーズ」の時にも感じたんだけど、ギャグのセンスが微妙にチャウ・シンチーみたい。
意外とイケます! ★★★★☆
暇つぶしに観てみようと、とりとめなく見てみましたが、これが予想以上におもしろいんです!全編が基本的にはコメディー感あふれますが、最後は涙あり・・・じんわりときましたね。あまり映画自体評判にはならなかったようですが、結構隠れた一作って感じでお勧めできます♪