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秘境駅

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: メディアファクトリー
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電車で2分、車で40分 ★★★★★
いきなり雪景色で現れたJR飯田線金野駅。筆者は飯田線沿線に住んでいるが、本書や小和田駅がブームになるまで天竜峡駅から上り方面の中部天竜までほとんど乗降客はおらず、唯一、川下り遊覧船の天竜ライン下り http://park6.wakwak.com/‾tenryuurain/top.htm の着港駅である唐笠駅以外では観光客を見かけることなどなかった。
冒頭の金野駅は下ってふた駅先の天竜峡駅から車で40分以上はかかり、中間にある千代駅まででも15分かかる。千代ー金野間も30分はかかる。都会では渋滞であっても考えられないだろうが、ここは都会にあらず車の少ない田舎道を平均50キロで巡航しての所要時間だ。

秘境を辞書で引くと「外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域。」と出てくる。電車の駅でありながら秘境という表現自体が社会のスピード化を如実に表している。道路整備が進み目的地に車で目指せることができるようになると電車はより高速化しないと生き残れないだろう。
現在飯田線周辺の状況はリニア新幹線の誘致で盛り上がっている。リニア完成時に飯田線は残ることできるのか心配だ。往時飯田線の開設に尽力した伊原五郎兵衛(1880―1952)の石碑が飯田駅前に移設された。工夫にはアイヌ人が活躍したと言われるがこんな口伝も消えてしまうのだろうか。
川下り遊覧船の天竜ライン下りではガイドさんが飯田線の歴史も案内してくれる。また飯田線を川面から見上げる絶景を堪能することができるライン下りは、電車や駅ホームからは見ることができないまさしく川船でしか近付けない秘境の交通手段でもある。
それでも列車は時間通りにやって来る。 ★★★★★
存在することが奇跡。
それだけで感激してしまうほどの圧倒的存在感。
何しろ、駅前広場はおろか駅へ繋がる道路も、いくつかの駅では歩道すらもないという、
「駅」の定義を根底から揺るがすほどの不可解さ。

日に2、3本しかない列車から降りてその駅に佇んだとき、きっと思うはず。

「本当に戻れるのだろうか」

それでも列車はやってくる。時間通りに。
何故なら、その「駅」は現役だから。

すばらしい本書の企画に感謝。
バラバラに〜ページを開き過ぎないようにと〜 ★☆☆☆☆
鉄ちゃんの父が楽しみに購入した1冊でした。ところが見開きのページがバラバラに。人一倍本の扱いには慎重な父は驚き残念に思って愛読者カードにその旨を認めました。しかし、出版社からは何の返事もなく、やっと届いた連絡は〜ページが取れやすくなっているためページを開き過ぎないようにご覧ください。とのお手紙でした。良品ということで代品がとどきましたが、それも外れそうな箇所があり、製本ミスとしか思えません。鉄道ファン目当てで秘境駅と言えばいい加減な物でも高く売れると考えているのでしょうか。写真家、著作者にも失礼極まりないと思います。出版社の姿勢に☆1つです。
写真がきれい ★★★★☆
とにかくほっとする写真集です。鉄にはもちろんですが、自然の景色が好きな人にももってこいだと思います。
鉄道で行ける秘境。 ★★★★☆
「およそ人がたどり着けないところ」に存在する駅、これを著者らは秘境駅と
称し、これらのうち27駅を選び、秘境としての度合い、駅舎などを含めた環境や
雰囲気、列車や車での到達難易度などを交えた5〜6行の各駅のハイライトとともに、
見所を写真で捉えています。

巻末には、「素晴らしき秘境駅を楽しむために」と銘打ち、秘境駅の魅力、見つけ方、
アクセス方法、そして秘境駅に行くための装備が解説されています。

また、実際に本書で訪れた九州地方の取材レポートがどのようなルート取りで
行われたかが示されており、最後に秘境駅に関係する用語辞典がオマケ程度に
収められています。

日数制限などにより、11路線にフォーカスして取材が行われたようであるが、
個人的には山田線をはじめとして、東北地方が1つも載せられていないのは残念に
思いました。