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もっと秘境駅へ行こう! (小学館文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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思わず2冊買ってしまいました・・・ ★★★★★
旅チャンネルの放送を見てその足で本屋に駆け込み、「秘境駅へ行こう!」とともに2冊買ってしまいました。こんな辺鄙で不便なところを一つ一つ丁寧にたずねる情熱がどこから来るのか少し不思議でしたが、牛山さんのHPから牛山さんの書かれたニュースコラムを拝読し納得しました。この自分もまた、どうしてこの「秘境駅へ行こう!」シリーズに心が惹かれるのかも何となくわかったような気がします。

最近「産業遺産」がテレビ東京系で放映されているようですが、秘境駅もこの産業遺産に近いものといえるのですね。忘れられつつある、国土を切り開いた昔の人の苦労に思いをはせたいという気持ちも心惹かれる原因の1つのような気がします。ところが、自由化と民営化の流れがやって来て、鉄道会社も利益を第一に考えるようになった今では、賑やかだった駅が秘境駅となり、やがて駅自体もなくなっていく、せっかく昔の人が作った地方の土地を打ち捨て荒れ野に戻してしまっているような印象をもちます。日本の人たちは蛸のように自分の足を食べているんじゃないかと思ったりもしました。

とにかく、すばらしい旅行の書であると同時に、色々と考えさせてもくれる良書だと思います。
テツならオススメ! ★★★★☆
前回の秘境駅に行こう。の続編になるが、内容が更に濃くなっている。
鉄道好きなら、更に楽しみの幅を広げるために参考にするのも良いかも?
前作より進化 ★★★★☆
秘境駅への到達記を淡々と述べる前作と比較して、秘境駅が生まれた歴史的経緯の説明が増えて、読み物として面白くなっている。現地現物主義のコンセプトは変わらず、続き物として違和感なく読める。
旅情あふれまくり ★★★★☆
 全国に点在する秘境の駅を紹介している本。これを読んでいるだけで
秘境駅に降り立ったときの寂しさ、そして興奮が感じられる。(実際秘境駅にけっこう行っているからかもしれませんが。)文章も結構面白い。単に駅めぐりをしているような書き方ではない。
訪れる価値のある駅 ★★★★☆
 2001年に出た『秘境駅に行こう!』の続編。
 しかし、前著とはかなり趣の異なる一冊となっている。前著は闇雲に秘境駅を訪ねるだけであったが、本書では「訪れる価値のある駅」が取り上げられている。たとえば海を目の前にのぞめる駅、古い駅舎が歴史を感じさせてくれる駅など。駅や鉄道に対する思い入れも強烈に現れていて、前著よりも断然、面白くなっている。
 文章もこなれてきているし。