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独身の熟女・独身のお姉さん (フランス書院文庫)

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: フランス書院
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担任教師とその元後輩のCAが奪い合う ★★★★☆
フランス書院文庫のサイトで序盤が先行公開されていた際、ヒロインの担任教師が同作者の既刊『年上願望−女教師と叔母』の英語教師を彷彿とさせるお茶目さで良かったので期待した作品。前作『未亡人と娘』とは打って変わって担任教師とその後輩が真っ正面から主人公を奪い合う話である。38歳と25歳、フツーならどう考えても25歳に軍配が上がりそうだが、38歳の熟女担任教師には素直でややドジッ娘風味を醸す愛らしい魅力があるためか主人公はこの先生を慕っている。先生も内心では主人公に好意を溢れさせており、主人公からの思わぬ告白に驚愕の喜びを覚えるのだが、聖職者としての枷と生真面目な性格が邪魔をして戸惑いを覚える。どうにももどかしい中で後輩のCAがちゃっかり横取りしていく展開が前半である。ここで本作の特徴として、16歳の主人公が年相応の反応を見せる。つまり、すぐおっ立てちゃう割に達するのが早いのである。それでもCAは主人公に惹かれていき、体育祭では先生の前でいちゃついたり体育倉庫で一戦交えたりする。この体育倉庫でのハプニングでは神瀬知巳作品の『未亡人ママと未亡人女教師』を思い出した(こちらでは保健室だったが)。この後、学校の屋上でようやく先生とも結ばれるのだが、ここまでが少々長くて、形勢としてはCAに押されっ放しなのが少し残念な気がする。終盤でははちょっとした修羅場も迎えるが、これまでの弓月作品では少数派な展開もあってなかなか良い結末となる。読み物として面白かった反面、エッチシーンでお口やパイズリばかりという印象が良くも悪くも弓月作品らしく、そろそろ描写に変化が欲しいところでもある。