野平一郎の「音の旅」は、某ピアノコンクールの審査員も務めている息子のピアノの先生のお勧めである。最初は楽譜のみしか発売されておらず、野平さんだったらどのように演奏するのかなと思いをめぐらせていた矢先のCD発売で、思わず購入した。楽譜から想像する以上の豊かな表現力で、一気に引き込まれた。ピアノ学習者にはぜひ楽譜で自分なりに演奏してみたうえで、CDを聴いていただきたい。新たな発見があること間違いなしである。

息子のピアノオーディションの課題曲だったので一度聞いてみようと購入しましたが、気軽に聞ける作品集です。タイトルのとおり、ちょっとした小旅行に出かけた気分にさせてくれる作品ですし、課題曲になるということは練習曲としても優れているのでしょう。現代の日本人作曲家によるピアノ曲も良いものだと感じました。